英語のお勉強について実践解説・一曲歌詞暗記をやってみよう。
ひとつ前の英語の記事の実践編です。
勉強法亜論・英語のお勉強について - 重金属とJapanese Public Bath的な
眠いんで短めに終わります。一曲、英語の歌詞の暗記イメージを作るために例としてやってみましょう。
お題はカーペンターズの名曲、Yesterday Once More。中学校レベルの英語でついていけます。
Yesterday once more Carpenters with lyrics English&Japanese訳詞付 - YouTube
今ふらっとyoutube見てて引っかかって見てみたら、コイツにできんならやってみよっかなーって思う方が万一いたら、イメージ作りにはちょうど良かったんで。
追記:今見てみたら、この上の動画、2つ英語に間違いがありましたね。
一つ目は1番のAメロ、
"How wondered where they'd gone"
正しくは
"How I wondered where they'd gone"
で I が入ります。
二つ目は1番のコーラスの後、
”When they get to the part where he's broken her heart"
の部分。正しくは、
"When they get to the part where he's breakin' her heart"
ですね。追記はここまででおしまい。
聞き方は
1.上の動画を歌聴きながら英語を追っかけて意味を考える。わからなかったら和訳見ても構いません。(この動画の和訳は間違いがないです)
2.何回か聞いたら、和訳を見ないで英文だけ見ながら聴く。それ用に和訳切った動画貼っときます。
Yesterday Once More (イエスタデイ・ワンス・モア) / CARPENTERS - YouTube
3.最後は動画を見ないで、音だけ聞いて、歌詞聴きながら歌詞と同時に頭の中で英文をイメージしていく。もちろん頭の中で英文を書きながら実際に歌ったほうが早く覚えられますけど。音外れたっていいんですよ。口から出さなきゃ英語はできるようになりません。
この3ステップです。
CDでやる場合は歌詞カードで同じようにしてみてくださいね。
何回かやってるうちに結構覚えられると思います。
では今日はカーペンターズ聴きながらもう寝ます。
CD持ってんだからCDで聴けばよかったな、まあいいか(笑)
勉強法亜論・英語のお勉強について
勉強法はちょっと横道にそれ、聞かれることの多かった英語のお勉強についてちょっとだけ何回か分書きます。問題集の使い方の続きも並行して書きますんで!
英語のお勉強方法に関するテーマは、
「純ジャパが英語苦労しないで読み書き話しできるようになる方法」
「大学受験ならどこの大学受けても英語は制限時間の半分以下で終わって9割近く正解できるであろう勉強方法」
です(笑)。やり方は同じなので、選ぶ教材、テーマなどが変わってくるだけです。受験英語は使えないとかわけのわからないことは言わないように。確かに使えないけど、それは無意識で英語を使えるようにならない英文和訳とかの勉強方法してるからです。英語力って言葉も俺はよくわかりませんが、俺が使えてるし、俺のやり方は大学受験の時の方法をベースにアレンジ加えただけです。受験英語は使えないって言うならせめて東大京大・早慶上智くらいは最低限合格してから言いましょうね。
ちなみに内容は俺が大学受験時に予備校の先生に教えてもらった方法を元に、大学で受けた英語教育、自分で多少試行錯誤してアレンジ加えた方法になります。
最初に俺の英語に関する環境は、
・海外行ったことない、パスポートすら持ったことがない純ジャパ。
・大学(某四ツ谷にある入るだけで「英語は得意でしょ」って言われるよくわからん大学)ではクラス分けテストの結果、帰国子女が95%の英語上級クラスに放り込まれ、大して苦労もしないで評価は常にA。
・英会話学校とかに通ったことはもちろんなし。余計なお金は使わない。
・英字新聞読む、日常会話、ビジネス会話問題なし。その気になれば英語のプレゼンも1時間くらい(準備ちゃんとやれば)可能。
・馴染みのバーとかでは、日本語できない外国人の客が来ると通訳がわりに呼び出されることもある
といったところです。日本から出たことないってのも珍しいかもしれないけど、時間があったときはお金がなかったし、海外行く経済的余裕あるときは1週間とか休める時間がないし。。。なので(苦笑)。
純ジャパでも英語がこの程度できるようになるのは大して難しいことじゃないです。ただし、俺のやった通り・今やってるとおりの方法で勉強されるのであれば大多数の中学校・高校で教えているであろう英語の勉強は一回忘れてください。俺特に中学高校の英語の先生って99%は馬鹿にしてましたし授業なんて無視しましたんで(笑)。
てゆーか、日本人でそこまで英語必要な人って多いのかなあ。。。英語の勉強方法は公私問わずよく聞かれるけどさー。。。
とゆーことで今日は多少飲んでもいるんでさわりだけ。純ジャパ向け英語の基礎作りです。
英語の基礎作りは
1.わかりやすい文法書を一冊。
難しい文法用語なんか必要ありません。文法用語って、教える立場の説明の便宜のために難しい言葉使ってるだけなんですよー。俺もちょっと難しい文法用語は全然ちんぽーかんぽーです。別に英文法学者になるわけじゃないんですから。
俺が大学受験当時に使った本ですが、これしか俺もやってないです。わかりやすいので、これが一番いいと思います。てゆーか英語講師でもないので教材研究なんてしてないからこれしか知らないんですが(笑)。
Amazon.co.jp: 今井の英文法入門―代々木ゼミ方式: 今井 宏: 本
2.英語のアーティストの歌詞をまる覚えしてしまう。
これは1と並行してやります。
英語の勉強をする、という意味ではオススメは以下のA~Dの順になります。
A.ビートルズ
文法通りの基本的な文しか使っておらず、やたら複雑な文の組み合わせがほとんどないため。
ビートルズは作曲者がメインヴォーカルをとる形式が多いので、発音の聞き取りやすさ・文の覚えやすさではa~dの順でオススメです。
a.ポール・マッカートニーの曲
発音が一番聞き取りやすく、内容もわかりやすいラブソング等が多い。
All My Loving, We Can Work It Out, Let It Be, The Long And Winding Road等。
b.ジョージ・ハリスンの曲
ポールに次いで発音が聞き取りやすい。ただし曲数はポール、ジョンに比べるとすくない。
Something, Here Comes The Sun, Taxman, I Need You等。
c.リンゴ・スターの曲
発音は聞き取りやすいが曲数が少なすぎる。
I Wanna Be Your Man, Yellow Submarine, Matchbox等。
d.ジョン・レノンの曲
初期の曲は聞き取りやすく単純だけど、ビートルズ中期(1965年くらい)からは難解な歌詞が多くなるので、ポールの曲を覚えてからのほうがいい。
Ticket To Ride, Help!, Nowhere Manなどは聞き取りやすい。
B.ABBA(アバ)
北欧で母国語が英語圏でない割には聴き取りやすい。英語も基本通り、文法通り。
C, The Carpenters(カーペンターズ)
カレン・カーペンターの英語の聞き取りやすさは女性ボーカルでは屈指。
ちょっと内容が複雑な曲は多いが、聞き取りやすい。
なんてこたない、俺の英語の基本の基本はこの4アーティストです。叔父・父親が好きなので、多分生まれたころからこの4アーティストの曲聴きながら育ってたんですよ。。。やろうと思えば苦もなく自然と覚えられました。これは特殊な例かもしれませんが、日本語の歌の歌詞覚えるよりも慣れたら楽に行けます。とにかく慣れるまでが勝負です。
あ、あと俺はメタルのカテゴリ書いてる、どこで人生間違っちゃったのかよくわかんない筋金入りのメタラーですが、英語の勉強に関しては、日常会話が苦もなく聞き取り、話せるようになるまでメタルで英語の基礎を作ろうってのはおすすめしません。メタルって聞いただけで目の色変えてワクワクする人は知人にはほとんどいませんけど(苦笑)。
メタルは複雑な単語も出てきますし、上の4アーティストと違ってやたら歌詞の構造が複雑だったり、難解な単語出てきたりしますんで、英語にかなり慣れてないとつまづきます。
英語の歌詞を丸暗記してしまうといっても、「うおりゃー」ってかんじで丸暗記する必要はありません。
歌詞カードの英語を見て何回か聞いて、携帯プレーヤーなら意味を考えながら英語を頭に思い浮かべつつ聴いてるうちに自然と覚えた、くらいでいいんです。
俺は大学受験とかでよくある構文集とか、ビジネス英語例文集とか一切使ったことがないのですが、話し言葉の基本はこの4アーティストの英語をほとんど自然と暗記したものがベースです。
地味にちまちまちまちま例文集暗記して使えないのと違って、全然これだけで英語は結構話せるようになります。俺は基本的に話すときは染み付いた歌詞・文章の単語や言い回しを無意識で組み替えてしゃべってるだけですから、多分。
あと、聴くときは歌詞カードについている和訳はあてにしないでください。間違いたくさんありますから(笑)。参考にするのはいいですが、辞書引きましょう。最初は辞書も英和辞典でかまいません。できるだけ早いうちに英英辞典を使うようになる方がいいんですが、いきなり使うと自爆します。
次の記事では英語の次のステップ書きますんで、それをある程度クリアしたら英英辞典に行きましょう。
さて、英語の基礎ってほんとにこれだけで出来ると思います。
ア○ゾンで中古の本一冊買って、TSUTAY○でCD十数枚レンタルして歌詞カードコピーして、CDはごにょごにょすれば基礎の教材は揃ったようなもん。
一気にやっても多分4千円くらいで済みますよ。
英語の勉強は、
「音楽だと思って、楽しく、楽しく、ほかのことの気分転換程度に気楽に」
が基本だと思ってます!
英語話せたからって別にどってこともないしねー。
では、楽しみな人いるかどうかは知らんが、待て、次回!
最近見て気に入った鳥とかイルミネーションとか
テーマから離れたボヤキです。
12月からずっと忙しいんですが、その中でもあちこち飛び回る関係上、結構いろいろなものを見たのでそのうちの一部を記録として。
年末に中目黒の蒼の洞窟見てきました。ぜんっぜん色気のねー依頼者の接待で(笑)。
すんげー人でした。綺麗だったけどね。ここは俺は冬のイルミネーションよりも春の桜の方が好きだなー。
あと、今日、水戸で某ビルの屋上で野鳥に遭遇。手に止まられてべっくらこいてしまったんですが、全然逃げません。スズメとかならすぐ逃げるのになー。人に慣れてるのか俺を気に入ったのかしらんけど、ちょこちょこと後付いてきました。
仕事中だったんで二枚しか撮らなかったんですが、二枚とも俺の方から2メートル位まで近づいて撮った写真です。全然逃げねーのです。愛い奴じゃ。
二枚目は我ながらベストショット。何の鳥か一緒にいた人に聞いてもわからんので、何て鳥かわかる人、もしいたらよろしくお願いします。
地元の北海道でよく見るワシとかタカとかフクロウとか、猛禽類でカゴに入らないようなサイズの鳥が一番好きだけど、こういうちっこい野鳥もいいもんですなー。
銭湯ともメタルとも勉強法とも関係ない話でした。
たまには息抜きでこういう記事もいいかなと。おそまつ。
お勉強のやりかた(問題集の使い方)
えー、ちょっと間が空きました。本来更新ペースはこんなもんです(苦笑)。
ここでは問題集に絞って書きます。事例集・ケーススタディも基本は同じ、ただ、問題集や事例集ならいくらミスしてもいいけど、実務ではミスは許されないのが唯一違う点です。
A.問題集をやる意味
問題集をやる意味は以下の通りになります。
①解法をマスターする
知識っていうのは覚えているだけではダメです。使いこなせないと意味がありません。そこで、問題を解くことを通じて問題の解き方、解法をマスターする必要があります。
解法っていうのは「これを聞かれたらこれを答えればいい」「これを聞かれたらこの公式を使えば解ける」というのが一番簡単なレベルです。もうちょっと難しくなると、「何をヒントに答え方を思いつくか」、「知識や公式をどう組み合わせるか」というレベルになってきます。
難しく考えることはありません。一言で言えば「問題の解き方」ってわけです(循環論法ですね、笑)。
この問題の解き方をたくさん身につけているのは、頭の中の知識をどう組み合わせるか、どうやって現実の問題に対処していくか、の引き出しをたくさん持っていることになるので、多ければ多いほど有利です。
ちょっとわかりにくいと思いますので、また得意の例え話ですが、武道の黒帯って、なんで強いかバラしちゃいます。
勉強でいう、本を読んで知識を入れる=筋トレ・走り込み等の基礎体力づくり
問題集を解いて解法を身につける=カウンターの取り方などの「型」「コンビネーション」と思って読んでいただくとを分かりやすいかな、と思います。多分(笑)。
実は、単純に突く、蹴るなら、黒帯は体や力のうまい使い方は体に染み込んでますから、体重・筋力が同じとした場合は一般人よりずっと強いのは当たり前ですが、体重・筋力で圧倒的に勝る(体重つってもただのデブはのぞきますよ、笑)人がいた場合、その人にはかなわないのです(もちろん筋トレやりますけどね)。一昔前ですが、格闘技経験は浅いけど圧倒的なパワーを持つボブ・サップが、K-1でアーネスト・ホーストとかのベテランを次々と沈めました。あれはボブ・サップのパワーにだれもかなわなかったわけです。
しかし、一般人と黒帯の違いは、「こう打たれたらこう防御する、こうカウンターを取る」という「型」「コンビネーション」といったものを徹底的に身につけている点にあります。だから、ボブ・サップも一回研究されてテクニックのなさを露呈し、さらに格闘テクニックの怖さを知ってしまうと、パワーで優っているのに、全然K-1で勝てなくなりました。
ボブ・サップ個人の言動、頭の良さを含めて俺は好きなんですけどね。
ここでその「型」の例をひとつだけ。
ちょっとパソコンの前で立って、目の前にムカつく相手が居ると思って思いっきり顔面に右ストレートを打つつもりでパンチしてみてください。様になってなくても構いません。思いっきりぶん殴るつもりで。
で、腕が伸びきったところではいストップ!
黒帯って、まともに組手をしてきた人であれば、突いてくる腕は見てません。それ見てると反応できませんからね。腕が伸びきったところで止まるとわかりやすいんですが、その時腹はガラ空きではありませんか?腹を守ろうと殴る方と反対の腕を下げてると今度は顔が空きますよね。じゃあそこにボディブローを打とう、相手との距離があるなら蹴りを入れよう、顔が空いてるなら顔面にハイキックだ、距離が近ければフックだ、そうやって反射的にカウンターを取りに行きます。初心者にはよく言われるんですが、「こんなことでいいんですか?」って(笑)。言うとやるとでは大違いなんですけどね。
格闘技の稽古では、まず手本を見せて、そのあとに例えば相手に顔面パンチだけ、蹴りだけ、みたいな攻撃方法を限定した組手、いわゆる約束組手を徹底的にやらせて、防御の仕方、カウンターの取り方、反撃の仕方等の「型」を身につけてから、お互いに攻撃方法を限定しない自由組手(型を自分で自由に組み合わせていく)に入ります。
と、言うことで問題集はこういう「型」である「解法」を身につけるためにやります。
②知識を本当に覚えているかチェックする・弱点を見つける
このカテゴリは前回までで「知識の入れ方」「やらないほうがいい勉強法」を書いたわけですが、知識の入れ方については、「基本となるテキスト・本を、一回でやる量を多くとって何度も高速で読む」ということが基本だと言いました。
このやり方が結局一番速く覚えることができるのは経験上間違いないと思ってるんですが、ちょっとだけ穴があります。
それは、本を高速で読むことに終始しているため、「本当に覚えたのか、知識を使いこなせるのかがわかりにくい」ということになるかと思います。
そこで試験なら問題集、試験でない実務なら事例集・実務を通したケーススタディなどの出番となります。
問題を解ければ知識は正確に覚えている、解けない、間違えたなら覚えてない、そこが弱点だから重点的にやろう、ということになります。
③知識を覚える
問題を解けば知識を使うわけですから、より正確に覚えることができます。当たり前ですね(笑)
B.問題集のやり方
ということで、Aを踏まえて問題集のやり方です。
①問題集は間違えるためにやるものだと思うこと
問題集は間違えていいんです。誰にも迷惑かけないし、本番の試験じゃないんですから。一番最初なんて20%も正解してたら上等だ、位で構いません。むしろ間違えたら新しい発見があった、位でいいんです。
「ああ、ここがわかってない。なんでわからないのか考えよう、ここの分野は間違いが多いから不得意なんだ、だからここは重点的にテキストを読もう」
そういうふうに考えましょう。
一番悪いのが、「解けるようになるまで問題集に手を出さない」ことです。
Aで長々と武道の例えを書いたのがここで効いてくるんですが、武道のたとえ、言われて頭でわかったって、一発でカウンター取れるようになる人なんていません。何十回、何百回とヒットされます(約束組手ですからもちろん全力で突いたりはしませんけどね)。何十回もミスして、ようやく体に染み付いて無意識にできるようになるんです。
問題集は間違えまくりましょう。もちろん1+1みたいな簡単な問題とか、既にできる問題は間違えちゃダメですよ(笑)。
②答え合わせは必ずやる
問題集は漫然と解いて、答え合わせをおろそかにしていたらやる意味がなくなります。答え合わせに全力を傾けましょう。間違ったらなぜ間違ったか解答に書き込みます。単純に知識が抜けていた、覚えていなかったなら覚え直します。解法を思いつかなかったなら問題文のどこにヒントがあったのかを考えます。
間違ったところは基本テキストに赤で書き込んだり、付箋を貼ったりして弱点を浮かび上がらせます。こうやって問題集とテキストを行ったり来たりして、テキストをいわゆる自分専用ノートに作り替えていきます。そのテキストを何回も高速で読む、という知識の入れ方の基本で言った方法を繰り返せば、少なくとも範囲が限定されている試験なら弱点がなくなっていきます。
③どうしても問題が解けなかったら
この場合は裏技を使います。問題を読んだらすぐに解答を読んで、どういう解法を使うのか、どこからヒントを思いつくのか、単純に基本テキストを覚えてなかっただけなのか、それとも問題集の範囲が基本テキストから逸脱していたのか(それなら覚えたらいいだけ)、をそこで確認していきます。
すぐに答えを見ていい、というと抵抗があるかもしれませんが、答えは見ていいんです。夏休み最終日にデキるやつの宿題を丸写しさせてもらうようなのとは違って、実力をつけるために勉強するのであれば(笑)。
武道であれば指導者に手本を見せてもらうのが一番最初のステップなんですから、それだと思って問題と答えを「読書」して構わないんです。どうせ問題集も何回も解くわけですから。
以上のBの手順を繰り返して、問題集も徹底的に何回もやり込みましょう。
これは俺のやった方法ですが、
1.基本テキストを何回か読む。
2.該当範囲の問題集をやる。
3.答え合わせをする。間違えた問題、正解でもまわりくどい考え方で正解していた場合は問題に✖を付ける。問題集にしか書かれていない知識があれば基本テキストの該当箇所に書き込んでしまう。✖のあまりに多い問題はそこが完全に穴なので、付箋を貼ってすぐに見返せるようにする。
4.基本テキストを最後にもう一回だけ読んで復習
この方法で大体の試験勉強はしてました。これだと一日の勉強のうちに同じ範囲を4~5回はやることになります。もちろん別途テキストの高速反復読みはやりましたよ。あとはこの繰り返しです。テキストを読む回数とかはさじ加減で自分で加減してみてください。もう知ってるならいきなり問題を解き始めて、答え合わせ終わってからテキスト高速読みで復習でもいいですし。
当然問題集も何回も解けば高速でやれるようになるので、基本テキストと同様上の1~4のプロセスを高速で繰り返します。
時間がないときは俺の方法だと、✖印の多い問題だけをやって弱点を潰して時間を節約する、ということもできますので、俺はこの方法をおすすめします。
あ、あと、問題集は最初の一冊は基本テキストに準拠したスタンダードなものをやっぱり選びましょう。ただし、一冊を決めたらそれと心中するつもりで使い倒した方がいい基本テキスト・基本書と違って、問題集は一冊マスターしたらすぐに二冊目、三冊目とやったほうがいいです。
基本テキストは二冊目、三冊目の問題集をやって、載ってない知識があれば書き込めばいいわけですが、問題をイチから作るのって自分でやらなくていいこと、てゆーか普通はできないことですからね。
この意味は、試験の場合、同じ知識を違う聞き方で聞いてきたり、組み合わせの仕方が違ってたりと何パターンもありますので、それに慣れるためです。
武道でも人によって突き方、蹴り方が違ったり、組手スタイル自体もとにかく突っ込んでくるタイプ、距離を取ろうとするタイプ、トリッキーなタイプと違うので、色々な人と手合わせをするのが上達への近道ですからねー。
何か例えが武道ばっかりになっちゃいましたけど(笑)。
次回は問題集の使い方の各論に入って、択一形式の試験の問題集の選び方、使い方を書きまーす。
皇居ランナー御用達 バン・ドゥーシュ(半蔵門駅すぐ)
バン・ドゥーシュに入ってきました。
尚、カメラ持ってかなかったので、写真はちょっと前のですみません。
ここは、皇居に最も近い銭湯です。皇居の周りを走ってる皇居ランナー御用達の銭湯ですね。バン・ドゥーシュはフランス語で「シャワー」もしくは「浴びる」という意味らしいので、まさに皇居ランナー様いらっしゃーい的な名前です。
皇居の周りは一周約5.5キロ。2周くらいすればちょうどいいロードワークになるんですが、アップダウンが激しくてそのあとの稽古に影響出たりするので俺あんまり走らないですねー。個人的にはあの辺なら迎賓館周り(だいたい一周3キロ)のほうが好きです。
浴場は多分東京で一番小さいんじゃないかってくらい小さくて、浴槽も1つだけ、ジェットが2つついているだけ、天井も低くて、イメージ的にはちょっと大きいお風呂持ってるご近所さんにもらい湯しに行った、みたいな感じが味わえるような浴場です。
しかしここは、ランナー向けサービスが充実しています。
浴場の小ささに比べてロッカー数がたくさん、荷物置いて走りに行く仕様になってます。皇居ランニングしてから銭湯でひとっぷろ、中々健康的でいいじゃないですか。一回だけ、ジャージとシューズ持ってって二周走ってからここに入ってみましたけど、普段部屋でトレーニング後シャワー浴びるだけより全然気持ちが良かったですね。
更に460円の通常入浴料金払うだけで、トマトジュースor野菜ジュースを一本プレゼントしてもらえます。走らなくてももらえます。
最初にここ行った時、
「いや、私皇居ランナーじゃないんですけど…」
「いいええ、うちのサービスですからどうぞ~♨」
ってやり取りをしてしまったことを鮮明に覚えております(笑)
浴室も着替えとかシューズとか、荷物が多くなりがちなランナー用に、シャンプー、リンス、ボディソープは1カランに1セットずつ備え付け。しかも資生堂のかなりイイやつです。…俺そういうのの何がいいってよくわからんので、「SHISEIDO」のロゴ入ってるだけで「おおおーーーっ」って思っちゃうようなヤツですけどね(笑)。
銭湯の記事も久しぶりで、更に正月ボケでなんか炭酸の抜けたコーラみたいな記事になっちゃいましたが、今年も回れるときに回って更新しまーす。
やらないほうがいい勉強法(後編)
やらないほうがいい勉強法の後編です。
このカテゴリ、勉強法って言っても書く事はもう後多分5つ6つの記事で終わります。基本的にほとんどの分野、ほとんどの試験に通じる「かけた時間、払った労力をうまく効果に結びつける方法」を書くだけなら、俺の知ってる範囲ではほんとそんな程度なんです。
勉強法ってのはああ、これは効率的だなってのをひとつ知って、非効率的なものの落とし穴を回避する方法を身につけたら、後は信じてやるのみ、やらなきゃ意味がないものですから勉強法オタクになってもアレですからねー。
あ、あと、勉強で「自分でしかできないことをやって、ほかの余計なことをやらない」の、「自分でしかできないこと」がちょっとわかりにくいって某友人に言われたので、これをちょっとだけ最初に補足します。
勉強に関して自分でしかできないことは、①実際に知識を覚えること、②覚えた知識を取り出せるようにすること、③覚えた知識を使って問題を解く、現実の問題を考えて解決できるようにすること、もしくは作品・プレゼンができるようにすること、この3つだけです。
ということで、ノートを作るなどは市販品で済ませることができたりするので、自分でなくてもできる、つまり「余計なこと」になります(詳しくはひとつ前の記事をご参照)。
さて、本題に戻ります。ひとつ前の記事の続きです。
2、やった方がいいが、勉強の初期段階ではやらないほうがいいもの
これは、勉強をしていく上で基本書・基本テキストは読み、問題集をやったり、試験ではないなら事例集で考えたりするので、その補足としてはやった方がいいが、最初にやるともう凄まじい根性が必要になって挫折する可能性が高いものです。
・単語集・一問一答集等をやる
大学受験の例では、英語なら英単語集、日本史の一問一答集等です。
これらははっきり言えば単純な暗記モノなので、やればやっただけ、しかもすぐに効果に結びつくものなのでわかりやすいっちゃわかりやすいんですが、全部覚えるのって凄まじい根性がいります。挫折しやすいので真正面から取り組まない方がいいと思います。
〈1月4日補足:単語帳・一問一答がなぜきついかって、ストーリーがないからです。テキストなどであれば流れ、ストーリーがありますからそこまできつくありません。俺の言う知識の入れ方は「一回一回は適当でも、速く、何回も、何十回も読んで、最終的には一冊10分とかで読み切ってしまう」が基本ですしね。〉
【ちょっとキツかったぞ、な例】
高校3年9月から始めた大学受験の勉強の時、前に例としてあげた予備校の日本史の先生が、勉強の流れは
①頭の中に整理棚を作る
②歴史なら流れを覚える
(ということで、その先生の書いた日本史の概略を説明した簡単な小説みたいな本が最初のテキストでした。尚、市販されていて読み物としても面白かったりします)
③知識を入れていく
④実際の入試問題を大量にやって出題形式に慣れる
というもので、①、②、④の手順はもう今考えてもパーフェクトに指導してくれたと思うんですが、③の「知識を入れる」というのがクセ者でした。
「山○出版社の一問一答集を全て1ヶ月で丸暗記(笑)」
もちろんやり方は教えてくれましたよ。範囲を決めて、3日間同じ範囲をやって次に行け、最後まで行ったらまた最初に戻って穴を潰せ、と。
でも、これほんとにキツかったと思います。高校入ってから勉強しなくなっちゃったため、高校3年9月で偏差値30台後半、学校の授業なんかまともに聞いてたらもともとが落ちこぼれなんだからわからないし時間もないし間に合わないってことで、高校の授業は全部内職時間にあてましたし、学生ですからほかの英語・国語・数学やっても、無理すれば一日のほとんどすべての時間を勉強にあてられたからできただけ、今同じことやれって言われても絶対できません。
【これは良かったぞ、な例】
一方、同じ予備校の英語の先生は、
「英語はどうせ長文を読んだり、文法問題を解いたりして、その中で数多くの単語に触れます、単語は文章の中で覚えたほうがいいです。単語帳はある程度勉強が進んでから使ってください」
って言って、単語帳の使い方を教えてくれました。
ある程度勉強が進んでから、単語帳を一回バーっと最初から最後まで、知ってる単語と知らない単語に分類する。つってもノートなんかつくりません。単語帳の知ってる単語、単語見て意味が一つでもわかったものは無印で、わからなかったものはバツなり赤マルなりを書いて、印のある単語だけをやるという方法でした。
当たり前ですがこれだとやる量が減るので楽ですね。もっと早く教えてくださいよ。。。そうしたら日本史もこの方法でやったのに(T_T)、とか思いました(笑)
この方法で某難関資格試験の一問一答集も利用してクリアできましたし、英語の勉強は俺いまだにその先生の言っていることだけしかやってません(科目ごとの各論なので省きますけど)ので、単語帳、一問一答集はこれでいいと思います。
(単語帳などの使い方)
勉強がある程度進んだ段階で、知識の確認用、穴を発見して埋めるために使う。
3、勉強方法というよりは精神論だなと思うもの
・常に机に向かって勉強する
勉強はどこでもできる、と意識を変えてください。机に向かうだけのことが負担になったりする人いますから(俺ですけど、笑)。電車の中なら行きだけやる、帰りは寝るでもいいし、喫茶店でやる、なんでもいいです。机に向かってガリ勉ー!の必要は大してありません。
実際に書くときとかは机があれば便利だなー、位でいいと思います。
・静かな環境でしか勉強しない
これは大事です。勉強しているから家族は静かにしてくれ、じゃ自己中心的ですし家族が居る場合、同居人がいる場合関係がギスギスします。違いますね。勉強は自分のためにするんですから褒められるもんでもないわけです。
赤ん坊がいたりして泣き声とかはアレですが、その場合は自分がどっかに行って勉強すればいいんです。
例えば俺はもーコッチの世界(笑)じゃない人には
「じょんがじょんがじょんがじょんが、ぎゅいーん、ぴろぴろぴろぴろ、ギャース!」
にしか聴こえないよーなメタル聴きながら勉強してます。
(実家にいるとき親に言われた擬音語をほぼそのまま書きました、笑)
ここまで極端でなくてもいいですし、環境は自分に快適な環境を作って勉強するのがいいんですが(それが俺の場合たまたまメタル、クラシック聴きながらだっただけ)、普段静かな環境で勉強している人も、たまには町に出たり、うるさいところに行ったりして勉強してみたほうがいいと思います。
試験の場合、
試験会場で隣の人が風邪ひいてて鼻すする音がうるさいかも知れない
やたら筆圧の高い人で書くたびにガツガツガツガツ音がするかも知れない
試験やってる最中に外を救急車とか消防車が走るかも知れない
現役時に受かった大学蹴って一浪して、一浪時に大学受験しに行ったら、試験会場にいた試験官のバイトの大学生が現役時代にその大学の別学科に合格していた高校のクラスメイトで、昼休みにわざわざ自分のところに来て「お前なんで現役の時ここ受けなかった、受けてたらお前のダメな数学ないし余裕で受かってただろー!!あっはっはー!!」とかでっかい声で笑い飛ばされて、午後の試験は周りの受験生に白い目で見られて肩身の狭い思いで受けなければならないかも知れない
などなど、アクシデントはいっぱい考えられるわけですから。
尚、4つ目の例はワタクシの19歳当時の実話です(泣)。
…次回は問題集・事例集の使い方と基本テキストとの連携を書きます…。
やらないほうがいい勉強法(前編)
やらないほうがいい勉強法について、なぜかをお話します。
このカテゴリのどっかで、勉強をするときは
「自分でしかできないことをやって、ほかの余計なことはやらない」
ということをたしか書きました。
じゃあ、「自分でしかできないこと」って何でしょう。それは、
「知識を覚え、使いこなせるようにすること」
勉強って言うと大層なものに聞こえがちですが、実はこれだけの作業だと思います。
だから、効果が低いこと、意味のないこと、間違った方向に進んでしまいがちなことはやらない方がいい、なぜなら時間ばっかりかかって効果が出ないから、ということになります。
では、具体的に書いていきますが、ここでひとつだけ余談。
こういう「例示型の文章、プレゼン、授業」を聞くときは、疑問を持ったところ、わからないところ、初耳なところだけ聞く、もしくは拾い読みをするというのが正しい態度です。スポーツと違ってマスターしたことは忘れるまでやらない、それでいいんです。だから、俺もこれはハマりやすいやり方だな、と思うことは具体例をあげたりして分厚く書きますが、これは常識で考えればわかるだろうな、というようなことはさらーっと書きます。
まあ、読む人によっては結構耳の痛いこともあると思いますから、「コイツムカつく!」と思われるのが怖いってのもありますけど~(笑)
1、勉強のすべての段階でやらないほうがいい勉強方法
・一日何時間勉強すると決めてしまう
これ、ナンセンスです。「何時間」って決めちゃうと、それがプレッシャーになって、最初は守ろうとするんですが、どうしたって予定が入ったり気分がのらなかったり体調が悪かったりして時間を守れない日が出てきます。
真面目な人ほど「あー、今日は守れなかった、俺ダメだなあ」ってなって、結局勉強自体しなくなっちゃいます。
勉強をするときはその日でやる範囲、で決めましょう。
基本テキストや本を1回全部速く読む、全部できなかったらここは苦手だからここからここまでだけはやろう、そういうふうに決めて構いません。「やらなくなるよりまし」です。
もちろんやる範囲を決めて、それが早めに終わったら余計に勉強してもいいし、よし、クリア!ってんならほかのことしてる方がよっぽどいいです。
(対策)勉強のスケジュールは「範囲と量」で決める
・やたらと解説が詳しい本を買う
これはどっかで話しましたが、英語で言うロイ○ル英文法、ですねオレが使って挫折した(笑)。いきなり解説が詳しい本を買ってそれを読んで勉強しても、量が多すぎて消化できません。だから最初に「みんなが使っているスタンダードな本でわかりやすいと思うもの」を選べ、と言ってます。解説がやたら詳しい本は買ってもいいんですが、ある程度レベルが上がらないと使いこなせないし、ただ単にその知識を使いこなせるようにするだけなら、そこまで必要ないことも結構あるわけですから。
(対策)詳細な解説の本はどうしてもわからない時に調べる辞書として使う
・あれもこれもと本を揃える
これ、論外ですね。知識の入れ方の基本で、「すべての範囲を、速く、何度も繰り返す」って言いましたけど、いくら何回も読めばはたから見れば超人的なスピードで読めるようになるっつっても、自ずと時間的な限界があります。俺の経験では最初に基本となる本をじっくり選べば、1科目1冊でいいし、それが限界です。
あれもこれもと本を揃えるのは、その分野にある程度習熟して、初見の本でも早く読めるようになってからにしましょう。知識の幅を広げるためにはその手順がベストです。
(対策)まず最初に選んだ一冊をマスターしてから。そうすれば次の本は大して苦労しない。
・ノート・サブノートを作る
これは間違いが多い勉強法の筆頭です。ちょっと俺が勉強のやり方に悩んでいた時、大人になってもノートを作れ、と指導している勉強法の本が多いことにびっくりしました。
なぜかというと、カラフルなノートを作ったり、綺麗なノートをまとめるっていうのは、知識を覚えて使いこなせるようにすることの本筋ではないし、自分でなくてもできることなんです。大学受験までなら参考書にそういうのがあるでしょ?
中学生の頃、すごい勉強家の女の子(仮名A)がクラスメイトにいたんです。狭い街だったんで母親同士がお茶飲み友達だったんですが、部活が終わって帰ったら中学生なのに19:00~23:00まで机に向かって「勉強」しているってのはよく聞いてました。でも、成績が5教科500点満点中400点くらいしか取れてないんです。コンスタントに一日4時間も、当時の俺からすれば超人的な、信じられない時間勉強しているヤツでした。
片や、俺は生徒会やって、部活終わって帰ってきたらご飯食べて風呂入って、茶の間で一日20分位ちょこっと勉強したら、そのあとはとんねるずだったか何かの番組見て大笑いして、そのあとはゲーム(笑)。
「なんでうちの子はあんなに勉強しているのにminex君に全然かなわないのかしらねえ」
ってよくうちの母親に言ってたみたいです。
で、A本人にそんな長い時間何を勉強してんの?って聞いたら、
「ノート作ってる」
というんです。しかも、授業はすごいまじめに聞いて、授業中にメモをするノートと、ちゃんとした完成版ノートってのを使い分けていて、家に帰ってからその日のメモノートをもとに教科書とかを参照しながら知識をまとめて完成版ノートを作っていたそうです。ノートを見せてもらうと、すっごい綺麗。ペンも何色も使ってカラフルに知識がぴたっとまとめられていて、お金出して買うやついるだろうなーっていうくらい。
片や俺のノートはほとんど真っ白(笑)。シャーペンオンリーか、時々赤でこれわかんないとか走り書きしてあるだけ、計算とかメモはバラバラと書いてあっても、もともと字が汚いのもあって、俺以外には読めない、いや、俺自身も何書いてあるかよくわからん、というようなノートでした(笑)。
じゃあなんでこんな差が出るかというと、ノートを作ることは知識を入れて使いこなせるようにすることとはほとんど関係ないからなんです。
当時はそこまで意識してないし、勉強のやり方を今ほど筋道立てて考えなかったんですが、効率的かそうでないかってのはここに答えがあったわけです。
当時俺の授業の受け方は、先生が授業始めたらその日の範囲の教科書をざーっと読んじゃう、教科書準拠のワークがセットになっていたので、そのワークを自分でさっさとやって答え合わせをして、わからなかったところ、間違ったところを教科書に書き込んで、もう何回か教科書読んでわかったと思ったら後はボケーっとしてるというものでした。で、家に帰ってから気分が乗ればもう一回だけその日の範囲をザーッと見直してワークで間違った問題をやってみるだけ。その他に隣町の塾に週3回行っていたとはいえ、となりの中学校の友達と遊びに行ってたようなもんで、そこでの授業の受け方も同じでしたからね。
一方Aの教科書は綺麗なまま。更に「問題解いてるかお前?」って聞いたら、たしか
「分かるまで問題はやってない」
って答えが返ってきました。当時はあっそーで済ませちゃいましたけど、今ならだから勉強する割に伸びないんだお前って言うでしょうね。
つまり、Aの勉強の悪いところは
・問題を解いていない
・勉強の回数が一回しかない
・ノート作りという「余計な作業」に時間をかけすぎている
だからやった時間、払った労力を知識を身につけて使いこなすということに結びつける効率が悪すぎてAの数分の一位しか勉強時間を取っていない俺と比べて差がついてしまっていた、というわけです。
ちょっと余談が長くなったし、持ってきたたとえが中学生のたとえですが、これ笑えますか?笑ってられないんじゃないのって思う人、俺結構知ってますよー。
なお、テキストがない調査、取材の際はきっちりメモはとります。当たり前ですね。
ということで、対策は以下のようになります。
(対策)ノートを作るのは作業であって勉強ではない。わからないこと、盲点は教科書・基本テキストにどんどん書き込んで何度も読めばいい
・いちいち論文を書いたり計算をやる
これは、ちょっと前のドラマですが、ドラゴン桜ってありましたね。俺あの漫画は読んだことないんですが、阿部寛主演のやつ。
あのドラマで数学を勉強するときに、「問題解答同時プリント」ってのをやってました。
やり方は問題を読んで、5分(たしか)以内に解答の方針を考える、5分たったら答えをみる、考えた方針があっていたらできたものとして次の問題に進む、できなかったら答えを読んで解答方針を覚える、というものでした。
これ、論文試験にも使える方法です。いちいち論文や計算をしていたら「書いている時間、計算をしている時間」のロスが大き過ぎるんです。
読むスピードは習熟度で個人差が大きく出てきます。それこそ10倍20倍の差じゃない差が最終的についてきます。でも、書く速さってそんなに人間変わりません。いちいち書いていたらそこで高速回転が止まります。計算ミスをなくすとかは、別に計算の練習をちょこちょこする程度でいいんです。小学生の「けいさんドリル」じゃないんですから。
(対策)実際に論文を書いたり、計算をするのは答練、模試、実際の実務の時だけでいい
・ゼミ・討論会・ワークショップ形式
これは文系の勉強では本当にやらないほうがいいです。理系なら実験が必要なのはわかりますが、俺高校で理系からドロップアウトした(笑)組なので、あくまで文系に絞った話です。
ゼミは授業と同じで時間に比較してやる範囲・量が狭すぎます。また、学生・受験生など、その分野を勉強している途中のレベルのひとが集まってゼミやったって、キツイ言い方をすれば素人は素人でしかありません。
低いレベルでいちびっているだけ、しかも効率が悪いときています。深い理解なんか素人が集まって話し合ったってできません。そんな暇な時間があるなら基本テキストを1回でも多く読んでる方が、かけた時間が効率よく知識に結びつきます。
討論会形式になるともっとダメですね。よく話し合う過程が大事だ、とか言われますが、そんなことはありません。結論が決まっているなら、余計な話し合いはやめて実行する、実行しながらもっといいやり方はないかってみんながアイデア出し合うほうがいいんです。
ちょっと勉強とは離れますが、俺小中は生徒会長やってたんですが、一個下の学年の担任がレベル低くて、生徒総会とかになるとどーでもいいことをその学年の生徒に突っ込ませるんです。「発言すること、質問することに価値が有る」って生徒に教えたみたいで、学校祭の企画の出し物とか、模擬店のメニューとか、「なぜ焼きそばを出すんですか?」「パフェ出したいです」とか(笑)。じゃーパフェ作ってみなさいよ、できますか?聞いたら、「私にはできません」…オイオイ(笑)みたいなやりとりが延々続いてました。
違いますよ。「建設的な発言、鋭い質問すること」には大きな価値がありますが、ただなんでも発言すること、質問することには意味がありません。
「いい加減もうさっさとやめて給食食べましょうよ、腹減った」とか、「でも結局結論が変わんないならこれで決めますから、これでいいですね」つって、俺の学年と二個下の同意を取り付けてさっさと終わらせたこともありますねー(笑)
これは笑い話ですが、大学とか、社会人になってもこういうことしてるのが、学生・受験生同士の討論会ってやつです。
何回か潜ったことはあるんですが、たった一つの論点を取り上げて、お互いに揚げ足を取り合ってるだけ、言ってることは種本の丸暗記。揚げ足を取る能力が高くなったって意味はありません。種本の丸暗記なら本読んでる方が速いんです。
更に悪いことには、こういうところには必ずといっていいほど、ネクラな勉強オタクがいます。例えば司法試験なら、いかに司法試験が難しいかを周囲に語り、俺こんな細かい論点も知ってんのやでーって周りを見下した態度を取るようなガリガリでメガネをかけた文化系のネクラオタクサークル(おいおい言いすぎだぞ)にいるようなの。こういうのと関わるといいことがありません。プレゼンをすればどうでもいいことで引っ掻き回し結局結論は変わらない、ゼミをやれば単に知識の披瀝、他者の批判だけで建設的な意見はない。
…あれ?何かに似てると思いません?そーですね。中学生のたとえで出したアレですね。学校祭で焼きそばかパフェかの議論が、法学にすり替わっただけでやってることは同じです。
こう言う奴ってほんとに多いんですよ。。。大体が試験にいつまでたっても受からず、音信不通になって、当時の知り合いに「そういえばあいつどうしてんの?」って聞いても誰も知らない、ってなっちゃって…。仕事ならまだしも、勉強で自分で自分をそこまで追い詰める必要ないんですけどね。
どうしてもゼミ・討論会・ワークショップ形式の勉強会したいなら、ちゃんとしたプロのオブザーバーを付けない限り無駄です。ただし、趣味の手芸とかならワークショップはいいんですよ。そのへんは誤解なきよう。俺手芸なんてしませんけど(笑)
しかし、友達と勉強するときは、ただ同じ場所で勉強しているだけで、それぞれが自分の勉強している、わからないところは得意なヤツに聞いたりするっていうのは有効ですから、ここは誤解なきようお願いします。
(対策)ゼミなどをするならプロのオブザーバーにおかしい方向に行ったら修正してもらう
陥りやすい罠を回避するって目的で書いてますが、例え話が多くなって疲れてきたんで、残りの以下の項目は次の記事で!
2、やった方がいいが、勉強の初期段階ではやらないほうがいいもの
・単語集・一問一答集等をやる
3、勉強方法というよりは精神論だなと思うもの
・常に机に向かって勉強する
・静かな環境でしか勉強しない
お腹空いてきたーーーーー。