重金属とJapanese Public Bath的な

へヴィメタルレビューと銭湯めぐりレポ。たまに街歩き感想も書くかも。更新は不定期です。

落ち着くレトロ銭湯 大田黒湯温泉・第二日乃出湯(蒲田)

 蒲田の大田黒湯温泉・第二日乃出湯に行ってきました。

 湯めぐりマップでは大田黒湯温泉とだけ書かれていますが、屋号はあくまで第二日乃出湯ですよーってフロントにいた女将さんに聞きました。

 外観。何か前面は作り付けのチープ感が漂ってますが、背後には煙突を備えた伝統的な銭湯のレトロ建物がそびえております。

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 入口の看板がなかなか重厚。

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 日付の関係で今日は露天風呂は女湯とのことで入れなかったんですが、これだけ残念だったけど、ここは見所がたくさんあるぞ。

 まず脱衣場に小さいながらきちんと縁側が付いており、その真下は池。寒さでちょっと元気がないが、大サイズの金魚が泳いでおります。坪庭って言う割りには結構大きい、3坪位の庭です。夏場は湯上りにちょいと涼んだり、通年で風情を楽しむ分には十分すぎるほど。さりげなく豚の蚊取り線香入れが気になる(笑)

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 で、俺の場合直感でしか書いてないし(ひとつの記事にかけてる時間なんて20分もないしなー)、営業時間内にしかほぼ行けないので内部写真はあんまりありません。。。

 でも、ここの銭湯の内部のペンキ絵はすごい!お決まりの湖から見た富士山の絵なんですが、なんと今年の11月5日描きたてほやほや。しかし、富士山と湖の絵って、どこから見た絵を描いてんのかわかんねえ。。。河口湖だって山中湖だって当然富士山は見えるしなあ。

 男湯女湯ぶち抜きで描いてるんですが、最初下の湖の絵を見た時、「あれ、ちょっと描き込み荒くないかー?」って思ったんですが、山頂部分の万年雪を見たとき、感動してしまいました。

 陰影くっきり、これだけ綺麗な万年雪の銭湯ペンキ絵は見たことないです。あああ写真が撮れなかったのが悔やまれる。。。

 浴場内部はこんな感じです。富士山のペンキ絵はこれで許してください。。。

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 伝統的な銭湯の基本形。3槽式で1槽だけが黒湯になっています。

 ここの黒湯の温泉効能はでかでかと入口に貼り出しています。

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 ロビーには温泉分析書もあって、読んだんですがここは東京黒湯とはいってもありがちな食塩泉ではありません。茶色の食塩泉ではなく、真っ黒なお湯。泉質は…すみません…minex二等兵はメモるの忘れたであります(土下座ァ)!!!

 

 浴槽の温度は白湯が43度、黒湯が44度。44度位からちょっと入るのに気合が要るなあ。最初だけだけど。まーぬる湯だろうと熱湯だろうと楽しめるんですが、いくつか浴槽があるなら1つ位は熱湯にして欲しいですねー。ここは東京銭湯の伝統を守って熱湯です。

 朝通常通り7.5キロ走り、シャドーを4分×9ラウンド、縄跳び4分×2本やった後、日中はちょっと事情でほぼ一日中歩き回っていたため、流石に足がだるく、水風呂がないだけが残念。温冷交代浴やりたかったなー。

 代わりに立ちシャワーで水浴びて浴槽といったりきたりはしましたけど。

 一度気に入ると、若干見られたタイルのひび割れとかも「設備の維持管理が…」ではなく、「これはこれでレトロでいいねえー」ってなるのはどうしてでしょ。

 古いけど、ココは銭湯好きなら一浴の価値はあるレトロな良き伝統銭湯だと思います。

 しかし、西蒲田って東急プラザやアーケード、東京工科大学のあたりを離れて裏通りに入ると、まずはラブホテル街、その裏はうらぶれた昭和の飲み屋の想い出横丁みたいな、結構カオスな街ですなー。ちょっと前はネットカフェ難民の街って言われてたけど。

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 こんなやってんだかやってないんだかわかんない飲み屋が多いです。

 大田黒湯温泉・第二日乃出湯HP(マップもこちらで)

 


蒲田の天然温泉大田黒湯温泉-第二日の出湯-

結構ディープだ さかえ湯(渋谷)

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 渋谷のさかえ湯に行ってまいりました。

 18:30から自由が丘で拳法部の先輩後輩とメシの約束があったため、早めに出て渋谷で途中下車、タワレコとマルゼンを見て回って、明治通りを南下、最初は渋谷区東の改良湯へ。改良湯?何を改良したんだ?これはぜひ入らなければ!と気になってたんですが。。。

 …定休日。←湯めぐりマップちゃんと読め

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 曜日感覚がなくなっとんなあ。。。。

 ということで、明治通りを駅側にもちっと戻って、新並木橋下のさかえ湯へ。

 新並木橋のこの看板が目印です。

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 埼京線と山手線の線路をまたぎ、渋谷区東と代官山を結ぶ橋の下ですが、ここも結構都会のふきだまり的なディープなところですねー。スポットでここだけだけど。

 結構ボロボロのマンションの1階部分の銭湯だけど、落書きされまくってるもん。

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 俺こういう高架下によくあるチーマーだか珍走団だかが書くようならくがきって好きじゃないんだよなあ。これ書くのって何の意味があるんだろう?

 さて、このさかえ湯さん、かろうじて暖簾が掛かっているため入口がわかるものの、結構わかりにくい。この暖簾をくぐると、これが入口。

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 有楽町駅と新橋駅を結ぶ高架下のディープ地下道みたいな入口です。

 写ってませんが入口の反対側はコインランドリーになっており、洗濯機がむき出しで並んでいます。

 そしてこの辺、やっぱりアブナイおにーさんおねーさんたちがよく来るのか、手書きの貼り紙で

 「銭湯・コインランドリー利用者以外立入禁止」

 が貼ってあります。さらに脱衣場にも手書きの注意書きがベタベタ。

 中は番台形式で、番台には俺と同世代かちょい下かなー、銭湯では珍しいいかつい若いお兄ちゃんが座っています。ラグビーかアメフトの体型だな、ありゃ。結構イケメン。

 内部はこんな感じ。

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 サイズ的にはかなり小さい銭湯です。

 脱衣場も結構小さめだけど、お客さん結構ひっきりなしに出入りしてました。

 浴槽も漢らしく2槽。深湯と浅湯。冬至のゆず湯とかはやるようですが、薬湯などは実施していない模様。

 温度は43度と俺好みのちょっと熱めでなかなか良いです。

 お客さんが結構特徴的で、カランが常に7割埋まるくらい入ってましたが、スキンヘッドかロン毛かどっちかが多かったなー。結構年配のお客さんばっかりでしたけど。

 この辺って結構埋もれたロックバーとか、怪しげな飲み屋とかが明治通り沿いのオフィスビル背後に点在するゾーンで、そういう人が多いのかなあ。入ってたのも16:50位から17:30位のちょうど飲み屋の開店前くらいだし。

 銭湯はいるときは周りの街をちょっと見てみて、客層がどういう人たちか想像してからはいって人間観察すると、その地域のことがなんとなく想像できてそれも銭湯巡りの面白さだと勝手に思っております。

 風呂について書く事はあんまりなし。シンプル極まりない生活密着銭湯で、みんな30分もいないで出ていきます。

 そういえばここ、1人1枚だけバスタオルが無料貸出なんですよねー。

 浴場入口の脇の棚に積んであって、自由に取っていってください方式で。ただし2枚目以降は1枚100円取るらしいです。ちゃんとカウントしてるのかなあ。。。

 外観もお客さんも中々ディープなところですが、俺はこういう雰囲気嫌いじゃないです。狭いし混むし、長湯はするところじゃないと思いますけどね。

 強いて言うなら、カランの隣との間隔が結構狭いので、自分の銭湯マナーを試しに行く場所として修行に使うという入り方にはいいところです。

 お湯を撒き散らさない、シャンプーだのボディソープだのの泡を流す時は周りを確認してから、とか。結構こういうところに無頓着な人、多いからなあ。。。

 

 さかえ湯マップ

 Yahoo!地図

北の勇者の戦い、そして… Dawn Of Victory(Rhapsody Of Fire)

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 イタリアンシンフォニックメタルのRhapsody of Fireの3rd、かつエメラルド・ソード・サーガ第三楽章。

 ジャケ絵の感想ですが、当時(14年くらい前)の初見時の感想を思い出しながら書いてみると…ようやくアルバムジャケットが少し見られるようになってきたかな(笑)?

 それでもメタルでない音楽からの客観的な視点で見れば「ナニコレ」って言われても仕方ないジャケットではありますが…(笑)。メタルはこれくらいでも全然通じるんです。

 前作、Symphony Of Enchanted Landsで、エメラルドの剣を手にした主人公、北の勇者が、いよいよ暗黒王アクロンの軍勢と対峙します。

 まずは親友のアルワルドが防衛隊を率いて守る神聖都市アンセロットが半人半魔の闇の騎士、ダーガーの軍の猛攻を受けている、救援に向かうぞ!というところから第三楽章がスタートします。そしてダーガーを退け、アンセロットを解放するまでが1曲目、イントロのLux Triumphans~3曲目、Triumph My Magic Steelまでの流れ。

 この流れは、ちょっと前、結構テレビのBGMで使われてたりしたから、知らない人も聴けば聴いたことあるかなって感じになるか?

 
(Lux Triumphans +) Dawn of Victory with lyrics - YouTube

 しかし、登場人物名はなんとかならんものか。登場人物や地名の固有名詞が出てくるほどのファンタジーってのはメタルでも珍しいんだけど、ダサい(笑)。歌詞の中に固有名詞もでるため、音韻をちゃんと考えて設定してるなーってのは歌詞聴きとりながら曲を聴くとよくわかるんですけど。

 エメラルドの剣を持つ北の勇者の力によりアンセロットは解放され、勝利の美酒に酔ったのもつかの間、なんとアルワルドの恋人である王女アイリンが騎士団とともに捕虜になり、アクロンの本拠地に連行されているとの知らせが入ります。

 そして、アクロンからの要求はお決まりの

 「エメラルドの剣をこちらに引き渡せ、そうすれば捕虜の命は保証しよう」

 苦渋の末、北の勇者、アルワルド、そして魔法使いアレシウスの3人のみでアクロンの本拠地へ向かうことに。

 あー、このバンド、やってくれました。中のメンバー集合写真の中央に魔法使いアレシウスを配置するという暴挙。こんなことやるバンド、この人ら以外にいませんよメタルの名誉のために(笑)

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 で結局、王女アイリン以外の捕虜は3人が着いた時には全て惨殺されており、エメラルドの剣は奪われ、北の勇者、アルワルドは捕らえられ拷問を受けることになってしまう。その極めつけは王女アイリンを生贄にし、エメラルドの剣の力を逆用して破壊神の力を蘇らせる儀式を見せ付けられるというもの。

 アイリン、アルワルドは死亡し、北の勇者はアルワルドの決死の行動によって何とか捕らえられていた洞窟の地下の川から逃げのびる…という、北斗の拳ケンシロウ対カイオウの初回の戦いばりのストーリーで第三楽章はおしまい。

 RPGにはつきものの「悪の勢力が目的を達成してしまう、絶望的な展開」ってやつですねー。

 楽曲的には戦闘場面が多いため、ギター、ドラムがこのバンドにしては結構暴れてますね。

 曲リスト。

1. Lux Triumphans

2. Dawn of Victory
3. Triumph for My Magic Steel
4. The Village of Dwarves
5. Dargor, Shadowlord of the Black Mountain
6. The Bloody Rage of the Titans
7. Holy Thunderforce
8. Trolls in the Dark
9. The Last Winged Unicorn
10. The Mighty Ride of the Firelord

 5は北の勇者の宿敵となる暗黒騎士ダーガーのテーマソング。しかし、この歌詞の中にエメラルド・ソード・サーガの結末につながる伏線が張られておりました。それは最終章まで待て!

 ふー、ながかった。

 

くつろげるマンション銭湯 貫井浴場(練馬区・中村橋駅)

 中村橋の貫井浴場に行ってきました。駅名書いたって、俺ほとんどチャリで行くためあんまり関係ないんですけど(笑)

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 1階が銭湯、2階以上がマンションのマンション銭湯です。

 こういうタイプの銭湯多いけど、2階以上の住人って、お湯とか銭湯からもらったりしてないんだろうか。営業時間内しか湯が出なくなるだろうからダメか。銭湯に必要な釜場で大量に湯を沸かしてるんだから、うまく使うように設計できないのかなあ。

 ここは食事もできる銭湯。食べなかったけどラーメン、ネギトロ丼、やきそばなんかメニューにありました。コーラフロートとか飲み物も充実してますねー。

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 12月9日の14:30から浅草芸人「風呂わく三」さんを招いてイベントするそうで、なかなか地域に貢献している場になってそう。ところで、風呂わく三って誰だ?

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 おしながき。でも漢方薬湯って書いてるわりに、薬湯はバスフレンドの森林浴のブルーの湯だったぞ(笑)

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 ロビー・食堂スペースは結構ゆったり作ってましたね。湯上りに食堂スペースで牛乳飲んだだけでしたけど、そこそこ居心地はよかった。

 浴場内部はこんな感じ。

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 今日はサウナ入らなかったんですが、サウナは追加で500円。うむー、高い。こっち方面ってサウナ結構高いところ多いんですよねえ。。。

 内湯の仕掛スペースには座風呂(6点ジェット)、寝風呂、ボディエステが並んでいます。湯温はラドン、主浴槽、露天を含めて全て41度。ラドンはどーもラドンパワー感じないなーと思っていたら、フェトンチッドがなかったせいだと気づいたラドン初心者です。

 露天は岩風呂風のタイル。ここ、内湯と露天に一つずつ水風呂があるんですよねー。温度は17度と冷却もばっちり。内湯の水風呂はサウナ客用スペースですって掲示がありましたけど、特に仕切りがあるわけでもなし、サウナ客でないお客さんも結構入ってます。サウナ客用休憩スペースは丸太を組んだログハウス風。なかなかよかったんでないの。今度はサウナありで来てもいいなあと。

 しかし、露天の水風呂、流石に寒いのか入ってるの俺くらいでしたが。。露天の薬湯と水風呂と内湯のラドンを往復しまくりました。みんなちょっと寒さ耐性低くないかぁー?風呂に入ってて、体はあったかくて顔は寒い、まさに頭寒足熱、これが露天の醍醐味だろー。

 ビジュアルはなし、白のタイルを基調として柱部分を御影石風のタイル、各所にポイントで鯉とかの絵タイルがはめ込んである、基本的にはシンプルながらB級憩いスペース的な雰囲気がいい銭湯でしたね。

 

 貫井浴場マップ。

 Yahoo!地図

 寂れた商店街の外れにあります。夜は結構暗いところですが、ここの浴場は明るいですねえ。

 フロントにいた若旦那も明るい人でした。結構やる気のある、面白い人でしたよー。

王のため 祖国のため 山々のため Symphony Of Enchanted Lands(Rhapsody Of Fire)

 ドラゴンが飛ぶ緑の谷のため 暗黒の王に打ち勝つ栄光の力のために

 我はエメラルドの剣を探し求めるのだ!

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 書いてて恥ずかしくなってきますが、イタリアンなシンフォニックメタル、Rhapsody Of Fireの2nd。かつ、エメラルド・ソード・サーガの第二楽章。

 冒頭はこの楽章の主題である、Emerald Swordのコーラス部分を和訳しました。

 "For the king, for the land, for the mountains,

 For the green valleys where dragons fly,

 For the glory the power to win the black lord,

 I will search for the Emerald Sword!"

 と、英語で書けば大して恥ずかしくもないのに、和訳をすると恥ずかしいのはどういうわけか。

 あらすじ的には、前アルバム、Legendary Talesで旅立った北の勇者が暗黒の王アクロンを打ち倒し、アルガロード国を守るために必要な最強のポジティブ・フォースであるエメラルドの剣を求めてカオスの地に旅立つ。しかし、エメラルドの剣を手に入れるための鍵はドラゴン、タロスに守られているぞ、北の勇者は果たしてエメラルドの剣を手に入れることができるのか!

 …という第二楽章です。あー恥ずかしい(笑)。

 楽曲的にはエメラルド・ソード・サーガ5部作のうちで、最もシンフォニック色が強いアルバムです。

 ギターがかなり控えめ。この時期のリーダーでありギタリストでありメイン作曲者であるルカ・トゥリッリがたしかなにかのインタビューで答えてましたが、「もうLegendary Talesでギタリストとしては大体やり尽くした。俺はギタリストとしては全くダメなんだ」って言ってましたが…。

 確かにライブでルカのギターは意外とあれでしたが、それでも水準は超えてると思いましたけどね。

 まーこういうハイ・ファンタジーで5枚もアルバム作るからには、各アルバムごとの特色出さないといけない、場面によって曲調も変えていかないとコケますからね。

 

 曲リスト。

1. Epicus Furor

2. Emerald Sword

3. Wisdom of the Kings
4. Heroes of the Lost Valley
5. Eternal Glory
6. Beyond the Gates of Infinity
7. Wings of Destiny
8. The Dark Tower of Abyss
9. Riding the Winds of Eternity
10. Symphony of Enchanted Lands

  Emerald Swordばかりが取り上げられがちなこのアルバムですけど、俺他にもいい曲揃ってると思うんですけど。8、10なんて、ほとんどクラシックの世界で大好きですよ。

 まあ、でもシンフォニックメタルの最高峰と言われてるし、書きやすいし好きだし、結局貼るのはEmerald Swordなんですけどね(笑)

 イントロのEpicus Furorから。


Rhapsody - Epicus Furor + Emerald Sword (Lyrics & Sub. Esp.) - YouTube

 ライブではこんなになります。いい大人が拳を振り上げ、ヘドバンをし、メロイックサインをしながらみんなでエメラルドの剣を探し求めます。やっぱりファビオはライブの方がすごいっす。

 


Rhapsody of Fire-Emerald Sword (LIVE) HIGH QUALITY - YouTube

スパ施設の穴場 スパディオ(板橋区常盤台駅から無料送迎バス)

 

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 銭湯とはちょっと違いますが、穴場的なスパ施設のスパディオです。

 結構入り組んだ住宅街のど真ん中にありますが、東武東上線常盤台駅、都営三田線西台駅から1時間に一本無料送迎バスが出ております。

 都内の温泉スパ施設で規模の大きいところは、東京ドームのラクーア、豊島園の庭の湯ですが、ラクーアはいつ行っても混んでる、庭の湯は18禁(エロい意味でなく)なので静かですがバーデが中心で風呂自体はそこそこ、といったところ。

 プールは俺苦手なんですよ。何せ………………

 

 ボク泳げないんです!!!

 

 本気です。嘘ついてません。武道有段者のクセにマジか!!!って突っ込まれますが、本気で泳げません。。。泳げないってのは言いすぎですが、息継ぎができないので息が続かなくなったとき=溺れるときっていう等式が。。。25mが精いっぱいです。

 閑話休題

 このスパディオは規模は前者2つに大体匹敵します。入館料もラクーア庭の湯に比較すると安いです。土日休日は大人2,200円。会員になれば1,780円で時間制限なし。

 俺は整骨院以外でマッサージ受けないので利用したことありませんが、足裏リフレ、各種マッサージ、エステ、アカスリ、ヘッドスパ等のサービスも別途料金で。

 温泉の泉質はいわゆる東京黒湯で、特にほかの施設や東京黒湯の銭湯と変わらないんですが、ここの露天部にある温泉スカイジャグジーは絶品です。

 晴れた日は昼は青空、夜は月と星をこれでもかってくらい見上げながらしゅわー、しゅわーって。食塩泉だから鼻の穴しょっぱくなるけど(笑)。

 温度は全浴槽ぬるめの40度前後。露天はスカイジャグジーと仕掛けなしの広い岩風呂温泉があります。

 やるには慣れがいるしちょっと怪しいですが、露天の岩風呂温泉では浴槽内瞑想をやってのんびり入るのがお気に入りです。40度程度だし、ポジションどりによって半身浴も肩まで入るのも寝風呂にしちゃうのもできるので、下手すりゃ30分入りっぱなしなんてのも(多分)ほとんどの人は余裕でできるでしょ。

 やり方は言葉でいえば簡単。

1.呼吸

 息を吐くときは舌を上の前歯の付け根につけ、フルートを吹くような要領でできるだけ細く長く、下腹を凹ませながら吐きます。空っぽになる一歩手前で止めます。吸うときは鼻から、意識をしないで入ってくるに任せます。下腹は膨らませます。いわゆる丹田呼吸法って奴です。慣れれば1分に1回の呼吸でいけるようになります。意識は下腹にある丹田に向けます。

 丹田の位置がわからない場合、背筋を伸ばし、左手を指先そろえて、親指でへそを隠すように腹に添えます。さらに左手の小指に添えるように、右手を同じように添えます。その時右手の人差し指と中指の付け根が当たる位置がおおむね丹田です。

 慣れるまでは息を吐くとき、両手を重ねて息を吐きながら丹田を少し押してやるといいかもしれません。

 瞑想の導入は丹田呼吸をしつつ呼吸の数を数えます。10から数えて9,8,7…と減らしていく方法で。息を吐いたら心の中で「吐いた」、吸ったら「吸った」と自分が今何をしているかラべリングしていく方法も併用します。

 

2.瞑想の楽しみ方

 そのうち頭の中空っぽになるはずです。そうなったら呼吸は多分すごくかすかになっていると思います。その状況になったらそのまま湯の流れに逆らわず、しかし自分の姿勢は崩さず、を維持。座禅とは似て非なるものなので、正座したり結跏趺坐や半跏趺坐する必要なんかありません。足伸ばしてようと寝風呂にしてようと自由です。

 完全なる無音だとこの状態まで持っていきにくいし、ジャグジーやジェットがあるとほかの客が出たり入ったり、もしくは風とかでわずかに動く湯の流れを感じ取ることができないので、ここの環境が俺は好きです。

 怪しいと思わずこれやってみると、ストレスや頭の疲れすっきりしますよー。

 実はこれ、座禅や武道で教える瞑想方法なんですよ。これをせっかく広い風呂に入ってんだから、風呂でもやっちゃおうってわけです。

 スパディオ自体の話に戻して、ここは立派なホームページ、施設紹介があるので、俺のヘタクソな見取り図よりそれ貼っておいた方がいいでしょう。

 


板橋天然温泉アーバンスパ・スパディオ(東京都板橋区)|板橋本町駅から歩いて8分の天然温泉

 

 中では結構よく画家(?)の絵のオークションとかやってます。絵は一切描けないけど見るのは好きです。

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 俺がここ行きたくなるときって、疲れがたまった時なんですよねー。激混みにもなりにくく、ロウリュとかはないけどリラックスチェアや仮眠スペースもちゃんとあり、ラクーアと同等程度の施設を比較的低料金で楽しめる穴場スパです。

 銭湯めぐりの中継ぎ、息継ぎ施設としては俺おすすめのスポットです。

 

物語ははじまる Legendary Tales(Rhapsody Of Fire)

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 イタリアのシンフォニックメタル、Rhapsody Of Fireのデヴュー作。

 前はバンド名が単にRhapsodyだったのが、版権の問題からRhapsody Of Fireに改名したバンドです。俺は10何年も前にこのアルバム買ったので写真のバンド名表記はRhapsodyになっております。

 …ジャケットダサいとか言わない。分かってんだから(笑)。

 このバンド、のっけからやらかしてくれてます。何がって、歌詞の内容は剣と魔法と愛と勇気と暗黒と…ドラクエファイナルファンタジーウィザードリィかって感じのRPGの世界です。

 さらにやらかしてくれたことには、全編が指輪物語的な壮大な一大絵巻をなしており、アルバム一枚で完結しません。アルバムはあくまで「そのうちの1楽章」扱い。

 その絵巻のタイトルは、Emerald Sword SAGA。エメラルドの剣の物語です。

 このサーガの完結にアルバム5枚も使いやがって、感動するやらうれしいやらお腹いっぱいやら、リアルタイム時は本当にこの物語終わるまでコイツら解散しないんだろーなとか。。。

 さて、内容に参りましょう。

 色々書きましたが、楽曲の良さは本物です。ストリングス、バックコーラス部隊を大々的に導入して、シンフォニー+メタルを存分に聴かせてくれます。

 ライブではこんな分厚いバックコーラス、どうやって再現するんだろうと思っていたら、観客がブッ細工な泣き顔さらして大合唱して代わりをつとめます。←その一人

 Emerald Sword SAGA第1楽章となる本作は、比較的コンパクトな楽曲がまとまってます。

 イタリアン特有のクサいメロディ、ファビオの絶対裏声を使わないオペラティックなヴォーカル、ルカ・トゥリッリのスウィープによるギターソロ、アレックス・スタロポリのピロピロキーボード(笑)と、全部かっちりハマってます。

 曲の中間部でドラムやギターといった基本楽器を全部ブレイクさせてストリングスやクワイア持ってくる手法って、このバンドが開発したんじゃないですかね。

 勇壮勇壮また勇壮。北の勇者は進むよ万難を排して!的な。

 このバンド、大体アルバム1曲目を導入のイントロ(メタルはそのパターン多いんだけど)、2曲目にその楽章のメインテーマの曲を持ってくるのですが、そのつなぎが絶妙なんですよ。

 このバンド好きな人で、各アルバムの2曲目を嫌いな人なんていないんじゃないかなあ。

 とりあえず聴いてみましょう。オペラ・クラシック好きな友人に昔聴かせたところ、シンフォニックに限りメタラーに洗脳することに成功いたしました(笑)

 ココからマジで壮大な物語が始まります。主人公である北の勇者(Nordic Warrior)の登場となる曲、Ira Tenax~Warrior Of  Ice

 
Rhapsody - ira tenax + warrior of ice - YouTube

1. Ira Tenax
2. Warrior of Ice
3. Rage of the Winter
4. Forest of Unicorns
5. Flames of Revenge
6. Virgin Skies
7. Land of Immortals
8. Echoes of Tragedy
9. Lord of the Thunder
10. Legendary Tales

 

 最近聴きなおしているうえ、このバンドは1つのサーガをまとめて書いた方がいいと思いますので、しばらく「重金属的なアレ」のカテゴリはRhapsody Of Fireが続くと思います。