重金属とJapanese Public Bath的な

へヴィメタルレビューと銭湯めぐりレポ。たまに街歩き感想も書くかも。更新は不定期です。

王のため 祖国のため 山々のため Symphony Of Enchanted Lands(Rhapsody Of Fire)

 ドラゴンが飛ぶ緑の谷のため 暗黒の王に打ち勝つ栄光の力のために

 我はエメラルドの剣を探し求めるのだ!

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 書いてて恥ずかしくなってきますが、イタリアンなシンフォニックメタル、Rhapsody Of Fireの2nd。かつ、エメラルド・ソード・サーガの第二楽章。

 冒頭はこの楽章の主題である、Emerald Swordのコーラス部分を和訳しました。

 "For the king, for the land, for the mountains,

 For the green valleys where dragons fly,

 For the glory the power to win the black lord,

 I will search for the Emerald Sword!"

 と、英語で書けば大して恥ずかしくもないのに、和訳をすると恥ずかしいのはどういうわけか。

 あらすじ的には、前アルバム、Legendary Talesで旅立った北の勇者が暗黒の王アクロンを打ち倒し、アルガロード国を守るために必要な最強のポジティブ・フォースであるエメラルドの剣を求めてカオスの地に旅立つ。しかし、エメラルドの剣を手に入れるための鍵はドラゴン、タロスに守られているぞ、北の勇者は果たしてエメラルドの剣を手に入れることができるのか!

 …という第二楽章です。あー恥ずかしい(笑)。

 楽曲的にはエメラルド・ソード・サーガ5部作のうちで、最もシンフォニック色が強いアルバムです。

 ギターがかなり控えめ。この時期のリーダーでありギタリストでありメイン作曲者であるルカ・トゥリッリがたしかなにかのインタビューで答えてましたが、「もうLegendary Talesでギタリストとしては大体やり尽くした。俺はギタリストとしては全くダメなんだ」って言ってましたが…。

 確かにライブでルカのギターは意外とあれでしたが、それでも水準は超えてると思いましたけどね。

 まーこういうハイ・ファンタジーで5枚もアルバム作るからには、各アルバムごとの特色出さないといけない、場面によって曲調も変えていかないとコケますからね。

 

 曲リスト。

1. Epicus Furor

2. Emerald Sword

3. Wisdom of the Kings
4. Heroes of the Lost Valley
5. Eternal Glory
6. Beyond the Gates of Infinity
7. Wings of Destiny
8. The Dark Tower of Abyss
9. Riding the Winds of Eternity
10. Symphony of Enchanted Lands

  Emerald Swordばかりが取り上げられがちなこのアルバムですけど、俺他にもいい曲揃ってると思うんですけど。8、10なんて、ほとんどクラシックの世界で大好きですよ。

 まあ、でもシンフォニックメタルの最高峰と言われてるし、書きやすいし好きだし、結局貼るのはEmerald Swordなんですけどね(笑)

 イントロのEpicus Furorから。


Rhapsody - Epicus Furor + Emerald Sword (Lyrics & Sub. Esp.) - YouTube

 ライブではこんなになります。いい大人が拳を振り上げ、ヘドバンをし、メロイックサインをしながらみんなでエメラルドの剣を探し求めます。やっぱりファビオはライブの方がすごいっす。

 


Rhapsody of Fire-Emerald Sword (LIVE) HIGH QUALITY - YouTube