重金属とJapanese Public Bath的な

へヴィメタルレビューと銭湯めぐりレポ。たまに街歩き感想も書くかも。更新は不定期です。

勉強のやり方のまとめ的な

 今日は久しぶりに新しい銭湯に行ったんですが、正直レポするほどの感想はなかったなーという感じなので、久しぶりの更新は勉強のやり方のまとめを書いておきます。

 Twitterでフォロワーさんに某資格試験の受験生も何人かいるし(俺対面相談だと遠慮なくキツイ事も言うから読んでるだけみたいだけど、笑)、受講相談とかはもうやめたんで、俺に受講相談するくらいならこの記事読め!知ってることのエッセンスは全部書いてあるから、的な記事をまとめます。

 勉強方法の提案の前にまず大前提。

1.勉強法に関しては全部が正解で全部が間違いであることをよくわかっておくこと。

 つまり、どの勉強法をとっても勉強している限り確実に潜在能力ってやつはあがります。俺が大批判するノートを作るという方法だって一番の遠回りな方法ではありますが一応知識がつかないってことはないとは思います。

 違いは、「より最短距離を走れる方法か、より遠回りな方法か」だけです。個人的に合っているか合っていないかすら関係ありません。

2.勉強することに関しては受験勉強も社会人のやる勉強も変わらない。

 受験勉強は批判されることもありますが、絶対に必要です。客観的な学力試験だけで入学試験なんかいいと思います。それこそ「人間性」なんてわけのわからない、客観的な評価ができないもので受かった、落ちたなんてやることはできないと思います。本質が変わらない以上勉強のやり方も大して変わりません。

3.勉強に関しては頭の良い悪いは関係ない。

 頭が良い悪いは本当に関係ありません。だいたい頭のいい悪いなんて、それこそ勉強したかしないかだけの結果でしかない高校・大学受験や学力テストの結果でしか皆ものさし持ってないですから。

 

 次に勉強するときに知っておいたほうがいいこと。

1.1回や2回で覚えられるわけがないと思うこと。

 勉強するときに一番怖いのがこれです。1回くらい一生懸命勉強したからって、人間の頭は忘れるように出来てます。これで「あれだけ勉強したのにわかってない、俺頭悪いんだ」って思っちゃうと、ただでさえある程度分かるまでは面白くない勉強自体が嫌になります。忘れたらまた覚え直せばいいんです。忘れる→覚える→また忘れる→また覚える…を繰り返すうちに忘れなくなります。

2.知識や理解は決して右肩上がりでは伸びていかない。

 大体下のグラフのように伸びていきます。

f:id:minex1103:20141227225105j:plain

 なんのこっちゃ的なグラフですから、中学生~大学受験までのお受験にたとえて解説します。

①…勉強開始直後

 勉強を始めた当初は初めてなので簡単な知識を暗記するだけでちょっとは伸びていきます。全然勉強しない奴が試験前に一夜漬けする程度のレベルです。大体500点満点で100点くらい、1科目20点程度ってところです。

②…第一次停滞期

 しかし、差はあれどあるとき全然伸びなくなります。この時期はきつい時期です。勉強してもすぐに結果が出なくなります。だいたいこの時期で適当に折り合いつけちゃうか、投げちゃうかって人は多いです。中学生の場合、500点満点で100点~400点程度、結構幅は広いですが1科目20点~80点位のレンジの人は全部ここに入ってきます。この差は結局どこで折り合いつけちゃうかの差でしかないです。小手先だけで本質を突いてわかっているわけではないって意味では大して差はありません。

③…超サイヤ人1に覚醒

 このたとえが一番わかりやすいです(笑)。②で我慢して勉強していると、断片的だった知識がつながってきてあるとき突然「クリリンのことかーーーーー! フリィィィィィザァァァァァァーーーーーーー!!!」位の勢いで一気にレベルアップします。中学生なら大体500点満点で450~500点、学年トップクラスの成績取るやつがこの状態です。

 ここまでくれば知識がつながっているわけで、新しい知識を入れるのにもさして苦労しなくなります。東京の親が血眼になるような幼稚園~高校お受験なんてこのレベルにもっていけるかどうかの差でしかないです。

④…第二次停滞期

 大学受験なら③までくれば旧帝国大学クラス、早慶上智は運がよければ合格できるレベルになってます。でも確実ではないです。そっからまた停滞期が来ます。ここはなぜ停滞するかというと、これ以上は求められるのが「知っているか、知らないか」という単純な知識ではなく、「知っている知識を組み合わせて、わからないことに切り込んでいけるか」にシフトするためです。もうこの時期は再度の我慢の時期です。後ほど書きますが勉強を続けるしかありません。

⑤…超サイヤ人2に覚醒

 またわかりやすい(?)たとえ。あるときまた急にレベルが上がります。大学受験なら旧帝国大学クラス、私大の最高レベルに楽々合格するレベルです。例えて言うなら得意科目は試験時間の半分で終わって残り時間は寝てる、問題もらった瞬間に答えがはまって見えている、脳で考えないで脊髄で考えて反射的に大体の問題ができちゃう状態です。

⑥…また停滞期が来る

 この繰り返しで伸びていきます。

 これからわかるように、勉強は投げたり諦めたりしたりしなければ誰にでも平等です。

 もっとはっきり思ってる事を言うと、勉強するってことは俺みたいに才能を持って生まれてこなかったヤツに対する最後の救済手段であるといってもいいです。

 やればやっただけ、才能と関係なく伸びるってのは勉強と格闘技しか俺の知ってる中ではないですね。個人的には俺ガリ勉タイプではないし、机にかじりついて一日10時間も11時間も勉強するのなんて、子供なら大学受験前だけでいいだろ、後の時間は部活とかなんとか、好きなことで世間智を磨きなさいよって思いますけど。

 なんであれ勉強すると決めたら、目の前でできる、できないに一喜一憂するんじゃなく、この前提を分かった上で長期的なスパンで考えて勉強しましょうってことでこの記事はいったん締めます。文章長くなって重くなってきたので、俺の思う具体的なより最短距離を走る勉強のやり方は次回!!