重金属とJapanese Public Bath的な

へヴィメタルレビューと銭湯めぐりレポ。たまに街歩き感想も書くかも。更新は不定期です。

やらないほうがいい勉強法(記事書く準備)

 お勉強について、やらないほうがいい勉強法を書こうと思ったのですが、風邪ちょっと良くなって、近所の飲み友達から飲みの誘い20:00過ぎから来たため、全部は書けません。ということで、予告替わりにこのお題で俺がプレゼン、論文書く際の頭の使い方を公開致します。

 つっても大したことじゃない、プレゼンなら俺より上手い人はそれこそ山ほどいますしね。あくまでプレゼンが苦手だーって人が「そこそこ」のプレゼンができるようになるための一例になれば。プレゼンって苦手な人多いから、「そこそこ」でも結構な高評価をもらえたりしますからね。

 

 段階は

一、テーマの確認

二、ブレインストーミングもしくは調査

三、分類

四、順序立ててカードを作る

 の順番になります。

一、テーマの確認

 テーマは決まってます。「やらないほうがいい勉強法とその理由」です。ということはつまりこの記事は「例示を上げていくタイプのプレゼン」と見当をつけます。他に順序を説明するプレゼン、理論を説明するプレゼン、等がありますがあくまで俺のプレゼンの準備なので、そこは割愛。

 ここで、読む人、聴く人がどういう人なのかを想定します。

 小中学生ならそれなりに、高校生・大学生ならそれなりに話し方や話す内容を変えていきます。

 ここではTwitterにしか記事のお知らせしてないし、宣伝もしてない、よって読んでいるのは資格試験受験生、俺の中高大学時代の友達の一部、社会人が大部分なので、多少の難しい言葉を使っても良いな、なんかたとえあげるなら大体の人が経験している大学受験くらいまでを多くしたほうがいいかな、という程度のことを大雑把に考えてます。

 

二、ブレインストーミング・調査

 このカテゴリでは調査はしません(笑)。今知ってることを書くわけですから。

 ということで、テーマに沿って思いつくことをずらずら並べていきます。

 テーマがテーマなので、やらないほうがいい勉強法を思いつく限り。

 ノート・サブノートを作る、(語学なら)単語帳をやる、一問一答集等をやる、ゼミ・討論会・ワークショップ形式、あれもこれもと本を揃える、答え合わせをしない、いちいち論文を書いたり計算をやる、常に机に向かって勉強する、静かな環境でしか勉強しない、英文和訳をする、やたらと解説が詳しい本を買う、時代が古すぎる本を使う、一日何時間勉強すると決めてしまう、

 ざーっとこれくらい思いつきました。でもこれだけじゃ記事は書けないので、次で分類します。

三、分類

 テーマ、想定される読んだり聴いたりしてくれる人を考えて、二、で思いついたものを分類します。テーマがやらないほうがいい勉強法の総論なので、ある程度は勉強の段階を追って分類すればいいか、ということで以下のように分類しました。

 1、勉強のすべての段階でやらないほうがいい勉強方法

 ノート・サブノートを作る、ゼミ・討論会・ワークショップ形式、あれもこれもと本を揃える、答え合わせをしない、いちいち論文を書いたり計算をやる、やたらと解説が詳しい本を買う、一日何時間勉強すると決めてしまう、英文和訳をする

 2、やった方がいいが、勉強の初期段階ではやらないほうがいいもの

 (語学なら)単語帳をやる、一問一答集等をやる

 3、勉強方法というよりは精神論だなと思うもの

 常に机に向かって勉強する、静かな環境でしか勉強しない

 4、当たり前すぎて情報提供できる可能性が低いから書く必要がないと思うもの

 時代が古すぎる本を使う

 こんな感じで、4は書かなくていいなーと切ってしまいます。また、1のうち、英文和訳をする、は英語の勉強の各論だからテーマからちょっと外れるな、ということでこれも切ります。更に答え合わせをしない、はどうせ後から問題集や事例集の使い方で話すんだから、このテーマで話さなくていい、ということで切ります。2も英語の勉強とかぶるんですが、ここはまあ話しておきたいところだから、ということで生かします。でも、後の一問一答集などをやる、と根本は同じだからまとめてしまっていいか、ということでまとめます。

四、順序立ててカードを作る

 ここで次の記事の裏テーマを確認。実は「やらないほうがいい勉強法」を話す本当の理由はなぜそれを話すのかを考えると、「勉強の各段階で陥りやすい罠を回避してもらうため」ということになります。

 と、いうことで三、で分類した小テーマを分類すると、こういう順番になります。

1、勉強のすべての段階でやらないほうがいい勉強方法

インプットの準備→インプット→アウトプットの順番で

・一日何時間勉強すると決めてしまう

・やたらと解説が詳しい本を買う

・あれもこれもと本を揃える

・ノート・サブノートを作る

・いちいち論文を書いたり計算をやる

・ゼミ・討論会・ワークショップ形式

2、やった方がいいが、勉強の初期段階ではやらないほうがいいもの

順番考える必要なし(笑)

・単語集・一問一答集等をやる

3、勉強方法というよりは精神論だなと思うもの

価値は同じなので順番はどうでもいい。

・常に机に向かって勉強する

・静かな環境でしか勉強しない

 

 はい、これで記事の枠組みができました。プレゼンなら四の項目を走り書きで小さい紙に書いて手元に置いときます。必要ならそれを参照、配布資料、パワポがあるならそれを使いながら喋ります。

 ここまででだいたい頭の中で10分くらいですかね。実際にキーボード打ってる時間がありますから、20分くらいかかってはいますけど。

 これで「少なくともテーマを外さない、そこそこのプレゼン」が多分(笑)できます。

 予告編ということで、俺の頭の中身を公開してみました。いやん、はずかしい。

 普段はメタル、銭湯の記事のように頭の中身ごちゃごちゃですが、論理的な文章、プレゼンの際は俺の場合こうやってます。

 今回の記事は一回打ち込んだもののコピペ多いから楽だったなー。

 次はこれ書きますんで!たいしたことないっしょ?んじゃ、飲みに行ってきまーす。

 

賀正。Maximum Overload(Dragonforce)

 あけましておめでとうございます。今年ものそのそ更新します。

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 順番的には、Rhapsody Of Fireのエメラルド・ソード・サーガ4作目、Rain of A Thousand Flamesが順当なのですが、このアルバムちょっとダークなんですよねー。新年一発目だしメタルは久しぶりの更新だし、バカは風邪ひかないはずなのに昨日から二年越しの風邪で引きこもってるので、なんか景気のいいやつをーと。

 つーわけでアフォは褒め言葉、スピード狂は最大の賛辞的なDragonforceの2014年発売の今んとこ最新アルバム(6th)です。

 

 前任のドラマー、デイブ・マッキントッシュがプログレに転向するためにドラゴンフォースから円満脱退して、新ドラマーのジー・アンザローネが入りました。このアルバムではドラムはデイブ・マッキントッシュが叩いているし、まだジー・アンザローネのライブは見てないので未知数ですが、youtubeで、代表曲のThrough The Fire & Flamesと、前作までのドラゴンフォース最速曲、Fallen Worldを自宅スタジオとおぼしき場所で叩いている動画が本人によりアップされているのを見る限り、これからもドラゴンフォースは安心して聴けそうですね。


EPIC WIN 2 - Fallen World - DRAGONFORCE - Gee Anzalone - YouTube

 しかし、あんたら、新ドラマーを迎えるリリースの記事にこの写真はねえだろう。。。。。。相変わらずアフォ…(笑)

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 曲の方は相変わらずのドラフォ節、爆速、爆速、クサメロ!これしか言うことない(笑)。

 でも、The Sun Is Deadとか、前作のSeasonsと同路線のミッドテンポの曲も増えて、曲の幅がまた更に広がりましたね。これからも楽しみです。

 

1. The Game
2. Tomorrow's Kings
3. No More
4. Three Hammers
5. Symphony of the Night
6. The Sun Is Dead
7. Defenders
8. Extraction Zone
9. City of Gold
10. Ring of Fire
11. Summer's End
12.You're Not Alone
13.Chemical Interference
14.Summer's End
15.Fight To Be Free
16.Galactic Astro Domination(Remixed)
 全曲好きなんで全部太字。視聴はドラゴンフォース史上最高テンポを更新した新記録曲、The Game!1曲目からこんなキラーチューン持ってくんなよ(笑)
 ということで本年ものそのそよろしくお願いします。

 

勉強のやり方まとめ(知識の覚え方の基本)

  知識の覚え方の基本の記事が前記事と合わせて二つになりましたが、具体的に勉強に入ります。

 本を読んで知識を覚えていくわけですが、問題集と基本となるテキスト、教科書の併用の話は長くなるので別記事で書くとして、問題を解く上での基礎体力、知識を頭に入れるインプットの方法に絞って書きます。

 

 インプットの手順は、

 ①頭の中に整理棚をつくって、そこに

 ②実際に知識を入れていく

 という手順になります。

①頭の中に整理棚を作る

 いきなり例からで申し訳ありませんが、俺が大学受験で予備校の日本史の授業を取った時、まず最初にやらされたことが、「歴代中国王朝名、歴代天皇名、歴代征夷大将軍名、歴代内閣総理大臣名の丸暗記」でした。

 日本史は中国との関わりが大きいので、歴代中国王朝名は覚えて日本が何時代の時、中国が何時代だったか意識しながら勉強しろ、歴代天皇名、歴代征夷大将軍名などは、誰の時に何があったかを覚えていくために最初に暗記しろ、と言われました。

 中国王朝名の覚え方なんて未だに全部覚えてますよ。

 殷、周、春秋、戦国、秦、前漢、新、後漢、三国、晋、南北朝、隋、唐、五代、宋、元、明、清、中華民国中華人民共和国

 の順番なんですが、これを「アルプス一万尺」の替え歌で覚えさせられるんです。

 「いんしゅうしゅんじゅうせんごくしーん、ぜんかんしんごーかん、さんごくしんなんぼくちょーお、ずいとうごだい♪ そうげんみんしんちゅうかーみんこく ちゅうかーじんみんきょうわこくー♪」

 みたいな(笑)。更に1回目は通常テンポ、2回目は倍のテンポで歌うというのを授業の最初と最後に必ずやる先生でした(笑)。余談が面白かったので、必要な部分はちゃんと授業聞いてましたね。

 まずフレームワークを作ってからそこに知識をはめ込んでいくっていう方法は非常に有効です。

 でも、わざわざ替え歌作ってくれるような親切な先生はそんなにいませんから、ここは本の目次を活用しましょう。

 本を読むときはまず最初に目次を読みます。目次は単なる索引ではありません。

 「この本にはこういうことがこういう順番で書いてます」

 っていう、本の名刺みたいなもんです。

 目次を丸覚えするでもいいし、縮小コピーしてしおりがわりに挟んでおくって方法でもいいでしょう。頭の中に整理棚を作るためには目次を覚えます。わからないことばはとりあえず暗記、もしくは縮小コピーした目次を見返す、という方法で構いません。

 

②実際に知識を入れていく

 質問です。簡単な例で英単語を10日で300語覚えるとして、以下の二つの勉強方法のうち、効果が高いものはどっちでしょう。1日当たりかけていい時間は30分で変わらないものとします。

 ①1日30語ずつ、小石を積み上げるようにじっくりやっていく積み上げ方式

 ②1日あたり300語全範囲、ぱらぱらと適当に薄く壁を塗っていくようにやって10日同じ範囲をやる塗り壁方式

 答えはダントツで②なんです。真面目な、本当に真面目な、中学生に例えるとクラスの上の下位の成績の特に女の子が取る方法が①ですが、これだと初日に1回やった語は残りの9日間見ないということになりますので、勉強の回数が1回しかありません。最後の方に行ったら最初の方を忘れてます。

 このカテゴリの最初に、「1回で覚えられると思わないこと」と言いましたが、こういうことです。

 知識を覚える上での原則は、

1日あたりにやる量を多くとって、何回も繰り返す。ただし、1回あたりの精度は低くていいし、わからなくても先に進んでいい」

 前のことがわからないと先に進んではいけない、という固定観念は捨ててください。後のことを知らないと最初のことがわからない勉強分野なんて山のようにあります。先に進むこと、とにかく1日でも早く全部の範囲を一度目を通すことを重視しましょう。

 ここでもうひとつ、勉強をやる上でも勉強以外の読書をする上でも知っておいた方がいい法則があります。

 「1回読んだものは2回目は1回目より速く読める、30回読んだものは1回目の時間の数十分の一で読むことも可能。また、馴染みのある分野、習熟している分野の本は新しい物を買っても速く読める」

 ということです。

 一度騙されたと思って試していただきたいのですが、勉強の本、趣味の本、なんでもいいです。文庫でも新書でもいいです。1回でわかろうとしないで、適当に1日に全ページ、わからなくても先に進む(最初は頭がついていかなくてもいい)ということを10日くらい繰り返してみてください。机に向かわなくてもいいです。俺も寝っ転がって勉強してたりすること結構多いです。

 10日目には内容が大部分わかって、今までの読書スピードよりびっくりするほど早くなっていると思います。

 怪しげな速読法の習得にお金や時間をかける必要はありません。何回も言いますが、

 「最初は覚えようとするのではなく、ただ速く読もうとする。気楽にやって一発で覚えられなくてもくよくよしない」

 これでいいんです。現実的には時間の制約とかもありますので、1日100ページとかに区切って、それを3日程度繰り返したら次の100ページ、最後まで行ったら今度は200ページを1日で、それを3日繰り返したら…とかいう方法でもいいと思います。というかこっちの方が最初は現実的ですね。

 こういう勉強をとっていると、基本テキストは何十回も読むことになるわけですから、読むスピードはどんどん上がって行きます。しまいには読んでるうちに次に何が書かれてあるかもわかるようになります。俺の到達できた最高ペースは、500ページある専門書を大体10から20分で最初から最後まで1回読破、でした。当然100回以上読みましたけど。

 これやると、5分10分の短時間でも大部分の範囲を見返すことができるようになるというメリットがあります。

 単位時間あたりにやれる勉強の量が増えるんで、その日の勉強始めるのが億劫でなくなります。さらに、試験前に知識の見返し、見直しが短時間でできるようになるため、精神的に安定します。

 よろしいでしょうか。知識の入れ方の基本は、

「すべての範囲を、速く、何度も繰り返す」

 これがベストです。

 ちなみに、この方法は俺のオリジナルではありません。後からより詳しく、高度な勉強している時に、中学生の頃はなんであんなに俺短時間の勉強でほぼ全科目満点取れてたのかなーって思ったのですが、それを事細かに、詳しく解説してくれてた本がありました。

 Amazon.co.jp: 速読勉強術 (PHP文庫): 宇都出 雅巳: 本

 細かい知識の入れ方はこの本に書いてあることを程度噛み砕いて、俺がやった通りに書いてます。

 俺勉強法教えたり、講師やったりして飯食ってく気はないので、ノウハウのもとになっている種本がある場合はどんどん公開しますんで、もっと詳しく知りたいと思ったら中古ででも買ってみるといいですね。一応勉強法なるものを偉そうに話す以上、俺の知ってる程度のことで、こういうふうにやれば効果出ますよ、っていうことは書いていきますが、種本がある場合はそれを読むとより詳しく書いてあります。

 

 では、次回は多分年明け、「やらないほうがいい勉強法」についてなぜやらないほうがいいか書きます。

 あしたは銭湯かメタルか、少なくともどっちかを更新したいなー(笑)

 

勉強のやり方まとめ(知識の覚え方の基本のき)

 どうも、年の瀬にこんな記事を更新しておりますminexです(笑)。

 前回までははっきり言えば当たり前っちゃ当たり前のことを書いてたし、このカテゴリ真面目に読んで頂けてる方は一番知りたいのは俺の知ってる知識の覚え方だと思いますんで、ここまでは年内に書いちゃいます。

 

 では、知識の覚え方の前にまず注意事項。

①勉強している自分に酔わない

②苦労することに価値があると思わない

③「大人の勉強」という言葉は逃げの言葉であると思うこと

 ①勉強して褒められるのなんてせいぜいが中学生くらいまでです。そのあとは自分のため、やりたいことのために勉強するんだから、別に褒められるものでもない、やるなら勝手にやりなさいよ、でもやるからにはちゃんと結果出すか、自分が納得いくまでやりなさい位でちょうどいいと思います(これ俺の親でしたけどね。俺高校までは成績がトップかビリかしか経験ないんですが、何も言われたことありません。学年ビリでいきなり最高ランクの大学を志望校にするわって言っても、せんべい噛みながらあっそ、じゃあやってみ、くらいでした。超放任主義です、笑)。

 ②苦労しないといけないって固定観念は捨てたほうがいいです。効率よく必要とされるレベルに達することができるならそれに越したことはありません。これは俺自身が基本的に面倒くさがりで興味のないことはやりたくないから、でもやる以上は結果を出したいし行けるとこまで行かないと面白くないタイプだから、というのもありますが、結果的にはこの性格のおかげで漫画みたいなレベルアップができた面があると思ってます。

 ③「大人の勉強」っていうのはほんとに逃げの言葉です。用例は「大人の勉強はそんな単純なものじゃない」、「大人の勉強はじっくりかけてやるものだ」とかです。実はほとんどの難関資格を受かってその分野の第一線で活躍する人、企業の一流人ってこんな言葉使いません。ただ単に「勉強」というだけです。こう言う言葉を使う人に「じゃあ大人の勉強って具体的にどういうこと?」って聞いてもまともな答えは帰ってきません。それに大人だからこそ忙しいので勉強に時間はかけられません。学生より時間の制約がはるかに大きい大人の勉強はできるだけ短時間に必要な能力をつけることを念頭に置いてやるべきです。その他に付き合いもしなければならない、人間である以上遊びも休みも必要なんですから。

 前置きがちょっと長くなりましたが、知識の覚え方の具体的な方法の前に、もうひとつだけ、習熟度レベルについてお話します。

 習熟度レベル?何のこっちゃってことですが、要は自分が勉強する分野についてどの程度のレベルにあるか、試験を例に話すとざっくりとこういう段階です。

A.その知識を理論的に、かつわかりやすく、何も参照しないで話すこと、書く事ができる

B.問題をヒントに論文を組み立てて制限時間内に書くことができる

C.問題をヒントに知識を思い出すことはできるが長い論文は書けない。

D.問題をヒントに問われている処理(穴埋め、間違い探し、計算など)をすることができる

E.問題をヒントに言われていることはわかるが、思い出せない

F.全く覚えていない

 ざっくり習熟度レベルはこの6段階に分かれます。試験ならこのうちどのレベルまで達すればいいのか、事前に把握しておきましょう。試験突破だけを考えるならそこまでやるだけでいいんですから。

 具体的にはAまで求められる試験は文系では日本に多分存在しません。これは専門家のレベルになってきますから試験に受かったあとの話です。

 Bまで求められるのは大学受験までの世界にはありません。このレベルは三千字程度の本格的な論文を1問当たり1時間で書かなければならない司法試験の論文試験などが該当します。

 Cが大学受験の最高レベル。旧帝国大学、私大最高レベルが該当します。私大最高レベルは試験科目が少ない分国立大学最高レベルより楽ですけど、試験科目の難易度は少なくとも俺が大学受験の勉強していたときではそう変わらなかったと思います。

 Dはセンター試験レベル、中堅国立大学・中堅私学までのすべての大学受験レベルが該当します。資格試験では英検、TOEFLTOEIC、簿記、宅建行政書士位が試験範囲により難易度に差はあれど当てはまります。

 E、Fは勉強の初期段階のレベルですね。ここはこれから勉強してレベルアップする段階なので割愛します。

 

 意外と求められるレベルってこんな程度なんだ、って思っていただけたでしょうか。自分で山を現実より高く見る必要なんてないんですよー。試験なら合格するレベルに達するまで勉強したら、後の時間は遊んでいいし、期間が十分あるなら血眼になる必要はありません。たかが大学受験や資格試験で心を病むような人にはならないようにしましょー。

 

 さて、試験なら求められる習熟度レベル、スキルアップならどの程度まで行けば問題が解決できるのかのレベルを確認したら、いよいよ現実の勉強に入ります。

 

 っと、その前にそろそろ文字数が多くなってしまってはてなの処理速度が遅くなってきたので、ちょっとだけお茶休憩してから続き書きます。今日寝るまでには書きますから(笑)!!

勉強のやり方まとめ(勉強の手順と準備)

 さて、このカテゴリでは前回勉強の大前提と能力が伸びる基本的なステップを書きました。今回は勉強の手順と準備についてです。

 このカテゴリではあくまで俺の今知ってる限りの最短距離を走る方法を書きます。この記事書き始めてからアクセス数が一気に増えたので、ある試験とかある分野とかに限定しては書きません。必要なら例として大体の人の最大公約数的な大学受験を引き合いに出して話すのがわかりやすいと思いますので、そちらで話します。

 俺より勉強経験少ないと思われる方はとりあえず俺の言うことを猿真似してみるのが一番早いです。俺より勉強経験多いか同等だなって思う方は役に立つなと思うことを拾い読みでいいです。基本的にはそれが正しい勉強のやり方ですから(笑)

 資格試験も社会人のスキルアップも勉強である以上は基本的には変わりません。

 (ちょっと講義調だけど許してちょ。)

A.勉強の手順について

 細かいインプットの方法、問題練習なりアウトプットの方法はまた別記事で書きますが、最短距離を走るための勉強の手順の基本は、

 1.本を読んでイメージを掴んだらすぐに問題練習をする。

 2.必要なら授業or講義を聞く

 この繰り返しです。

 あれ?普通は

 1.授業or講義を聞く

 2.復習する

 3.問題を解く

 じゃないの?って思われるかもしれません。でもそれは違います。

 それをお分かりいただくには本で独学するのと講義を聞くという2つの勉強方法の長所、短所を書くのがいいでしょう。

●本での独学の長所

・勉強できるテンポが速い ・どこでもできる ・自分で自由にわからないところに戻ったり先に進んだりできる

●本での独学の短所

・馴染みのない分野はイメージがつかみにくい 

★講義or授業の長所

・(教え方のうまい先生に当たれば)イメージがつかみやすい ・良い先生なら効率的な勉強のやり方を教えてもらえる

★講義or授業の短所

・勉強のテンポは先生の授業スピードを超えられない ・わざわざ授業に出る必要がある ・先生の知識レベルが低かったら無駄 ・わからないことがあっても先に進んでしまったらもう後には戻れない 

・中学高校だと「宿題」というものを出されて、アホな先生に当たるとイミのない宿題もやらなければいけない(俺は無視しましたけど。中学の時は学年トップ、高校3年9月以降は得意科目では先生よりできますから、という成績を背景に、先生の言うこと聞かなくても俺できますから、位で。高校3年9月までは体育音楽以外全科目学年ビリクラスの成績を背景に、俺どうしようもありませんから、位で。笑)

 

 といったところです。

 ここから考えると、いい先生と悪い先生の見分けができるようになります。

 良い講義or授業というのは、イメージがつかみやすいように先生がわかりやすく噛み砕いて、身近な例を使って教えてくれる授業です。

 反対に考えれば、先生がテキストや教科書を音読するだけとか、ただ英文をダラダラ和訳するだけのような授業なんか聞かなくていいということになります。

 初心者は確かに学校なり予備校なりスクールなりで講義を聞くのが最初はいいです。ただし、あるレベルを境に本での独学に切り替える方がいいですね。あるレベルっていうのは講義聞いてイメージ掴めるレベル、10%もなんとなくわかってる程度のレベルで十分です。それ以上講義聞いていても時間が無駄に過ぎるだけですから。

 ということで、通学できる範囲に住んでいても、講義や授業は通信教育でDVDなりCDなりになっているならそれを選択する、というのは賢い方法です。

 

B.勉強の準備について

 勉強の準備は、

 1.やることを絞る

 2.教材を準備する

 これだけです。では、それぞれのステップの解説。

1.やることを絞る

 その分野について最初に勉強するときは、手を広げすぎたってどうせ消化できません。ここでつかんでおくべきは、合格する可能性を高めるためには、何をどれくらいやればいいのか、というだけのことです。

 ここは予備校に頼りましょう。予備校やスクールのいいところは、教え方のうまい先生がいる、ということよりも、膨大に過去のデータを持っている、教材を作ってくれる、問題の予想をしてくれる。こっちのほうが大きいです。

 勉強をする上では、「自分でしかできないことに精力をつぎ込んで、ほかの余計なことはやらない」という考え方が重要になります。

 だから教材の準備、過去問の分析、そういったことは予備校に任せちゃいましょう。

「でも、予備校ってお金かかるでしょ、お金ない人はどうしたらいいの?」

 安心してください。予備校はだいたい無料ガイダンスをやってます。あちこちの予備校の無料ガイダンスに潜ったり、ガイダンスのDVDが無料ならもらったりして大体のイメージをつかめばいいんです。お金がないなら無いなりの勉強方法ってちゃんとありますから。俺もお金ない状態で勉強してましたしね(笑)

2.教材を準備する

 最初に使う教材は「その科目の内容を概ね全範囲(深くなくていい)書いてある本で、その勉強をするみんなが使っているスタンダードなもの」が正解です。何がスタンダードかは自分で勉強する分野を調べてください。

 スタンダードなものを使う意味は、「みんなが知っていることで自分が知らないことをなくすため」これにつきます。

 ただし、高校の先生とかで教材研究に熱心でない人の話は聞かないほうがいいでしょうね。

 例えば俺、大学受験の時に高校の先生になんの本使えばいいですかねーって聞いたんですが、そこで勧められたのが「ロイ○ル英文法」っていう化石みたいな本でした。(笑)

Amazon.co.jp: ロイヤル英文法―徹底例解: 綿貫 陽, 須貝 猛敏, 宮川 幸久, 高松 尚弘: 本

 買ってみてやったはいいんですが、カップラーメンができる前に嫌になってそれ以来開かず、さっさと売っちゃいましたね(笑)

 これは英文学者とかそういうのになりたい人が読む本でしょー。英語話せるようになった今でもこんな本読む必要はないって断言できます。

 で、勉強なんか嫌になって、でも大学受験の勉強をしなければならなくなった時、予備校のサテライン授業を取って教えられた本がこれ。

Amazon.co.jp: 今井の英文法入門―代々木ゼミ方式: 今井 宏: 本

 薄いですよー。記述も噛み砕いてあってわかりやすいですよー。俺今に至るまで英文法の勉強ってこの本一冊しかやったことないです。

 この二冊を読み比べてみると、「いい授業」「悪い授業」っていうのはこういうことなんだってわかるようになりますから、もし見かけたら手に取ってみるのもいいかもしれませんね。

 さて英語で例を引きましたが、最初に選ぶ本は、「みんなが使っている本の中でイメージがつかみやすいもの、わかりやすいもの」をひと科目一冊だけ選んでください。

 お金のない人は中古品でいいんです。次の記事で書きますが、どうせ汚すしボロボロにしちゃうんですから。

 では次の記事では「知識の入れ方の基本」を書こうと思います。

勉強のやり方のまとめ的な

 今日は久しぶりに新しい銭湯に行ったんですが、正直レポするほどの感想はなかったなーという感じなので、久しぶりの更新は勉強のやり方のまとめを書いておきます。

 Twitterでフォロワーさんに某資格試験の受験生も何人かいるし(俺対面相談だと遠慮なくキツイ事も言うから読んでるだけみたいだけど、笑)、受講相談とかはもうやめたんで、俺に受講相談するくらいならこの記事読め!知ってることのエッセンスは全部書いてあるから、的な記事をまとめます。

 勉強方法の提案の前にまず大前提。

1.勉強法に関しては全部が正解で全部が間違いであることをよくわかっておくこと。

 つまり、どの勉強法をとっても勉強している限り確実に潜在能力ってやつはあがります。俺が大批判するノートを作るという方法だって一番の遠回りな方法ではありますが一応知識がつかないってことはないとは思います。

 違いは、「より最短距離を走れる方法か、より遠回りな方法か」だけです。個人的に合っているか合っていないかすら関係ありません。

2.勉強することに関しては受験勉強も社会人のやる勉強も変わらない。

 受験勉強は批判されることもありますが、絶対に必要です。客観的な学力試験だけで入学試験なんかいいと思います。それこそ「人間性」なんてわけのわからない、客観的な評価ができないもので受かった、落ちたなんてやることはできないと思います。本質が変わらない以上勉強のやり方も大して変わりません。

3.勉強に関しては頭の良い悪いは関係ない。

 頭が良い悪いは本当に関係ありません。だいたい頭のいい悪いなんて、それこそ勉強したかしないかだけの結果でしかない高校・大学受験や学力テストの結果でしか皆ものさし持ってないですから。

 

 次に勉強するときに知っておいたほうがいいこと。

1.1回や2回で覚えられるわけがないと思うこと。

 勉強するときに一番怖いのがこれです。1回くらい一生懸命勉強したからって、人間の頭は忘れるように出来てます。これで「あれだけ勉強したのにわかってない、俺頭悪いんだ」って思っちゃうと、ただでさえある程度分かるまでは面白くない勉強自体が嫌になります。忘れたらまた覚え直せばいいんです。忘れる→覚える→また忘れる→また覚える…を繰り返すうちに忘れなくなります。

2.知識や理解は決して右肩上がりでは伸びていかない。

 大体下のグラフのように伸びていきます。

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 なんのこっちゃ的なグラフですから、中学生~大学受験までのお受験にたとえて解説します。

①…勉強開始直後

 勉強を始めた当初は初めてなので簡単な知識を暗記するだけでちょっとは伸びていきます。全然勉強しない奴が試験前に一夜漬けする程度のレベルです。大体500点満点で100点くらい、1科目20点程度ってところです。

②…第一次停滞期

 しかし、差はあれどあるとき全然伸びなくなります。この時期はきつい時期です。勉強してもすぐに結果が出なくなります。だいたいこの時期で適当に折り合いつけちゃうか、投げちゃうかって人は多いです。中学生の場合、500点満点で100点~400点程度、結構幅は広いですが1科目20点~80点位のレンジの人は全部ここに入ってきます。この差は結局どこで折り合いつけちゃうかの差でしかないです。小手先だけで本質を突いてわかっているわけではないって意味では大して差はありません。

③…超サイヤ人1に覚醒

 このたとえが一番わかりやすいです(笑)。②で我慢して勉強していると、断片的だった知識がつながってきてあるとき突然「クリリンのことかーーーーー! フリィィィィィザァァァァァァーーーーーーー!!!」位の勢いで一気にレベルアップします。中学生なら大体500点満点で450~500点、学年トップクラスの成績取るやつがこの状態です。

 ここまでくれば知識がつながっているわけで、新しい知識を入れるのにもさして苦労しなくなります。東京の親が血眼になるような幼稚園~高校お受験なんてこのレベルにもっていけるかどうかの差でしかないです。

④…第二次停滞期

 大学受験なら③までくれば旧帝国大学クラス、早慶上智は運がよければ合格できるレベルになってます。でも確実ではないです。そっからまた停滞期が来ます。ここはなぜ停滞するかというと、これ以上は求められるのが「知っているか、知らないか」という単純な知識ではなく、「知っている知識を組み合わせて、わからないことに切り込んでいけるか」にシフトするためです。もうこの時期は再度の我慢の時期です。後ほど書きますが勉強を続けるしかありません。

⑤…超サイヤ人2に覚醒

 またわかりやすい(?)たとえ。あるときまた急にレベルが上がります。大学受験なら旧帝国大学クラス、私大の最高レベルに楽々合格するレベルです。例えて言うなら得意科目は試験時間の半分で終わって残り時間は寝てる、問題もらった瞬間に答えがはまって見えている、脳で考えないで脊髄で考えて反射的に大体の問題ができちゃう状態です。

⑥…また停滞期が来る

 この繰り返しで伸びていきます。

 これからわかるように、勉強は投げたり諦めたりしたりしなければ誰にでも平等です。

 もっとはっきり思ってる事を言うと、勉強するってことは俺みたいに才能を持って生まれてこなかったヤツに対する最後の救済手段であるといってもいいです。

 やればやっただけ、才能と関係なく伸びるってのは勉強と格闘技しか俺の知ってる中ではないですね。個人的には俺ガリ勉タイプではないし、机にかじりついて一日10時間も11時間も勉強するのなんて、子供なら大学受験前だけでいいだろ、後の時間は部活とかなんとか、好きなことで世間智を磨きなさいよって思いますけど。

 なんであれ勉強すると決めたら、目の前でできる、できないに一喜一憂するんじゃなく、この前提を分かった上で長期的なスパンで考えて勉強しましょうってことでこの記事はいったん締めます。文章長くなって重くなってきたので、俺の思う具体的なより最短距離を走る勉強のやり方は次回!!

 

 

更新しばらく休みます。

 ボヤキです。

 ちょっと仕事がありがたい悲鳴で忙しく、しばらく銭湯巡りができません。。。銭湯巡りどころか近場の銭湯に行くのも1ヶ月くらいはなかなか行けないかも。

 1ヶ月近くも銭湯なしで大丈夫かな、俺。。。徹夜の時に事務所そばの銭湯には多分行くと思いますけど。あああ広い風呂入りてえ。。。。平日仕事終わって銭湯行って「ふーっ」ってのがメタルと同等の楽しみのひとつなのですが。。。行ける日も行けない日もあるけど。

 銭湯巡りのカテゴリはしばらく時間的に無理なのでおやすみです。

 メタルに関してもCD買いに行く時間があまりなく、手持ちのCD(多分千枚くらい)のレビューもなかなか書けません。

 聴いてはいるので1月半ばくらいに落ち着いたら更新再開します。

 息抜きにあちこちのブログは見に行きます。

 落ち着いたらまたこっそり再開するんで、再開したら読んでくださる方はまたぬるい目をくださいまし(笑)。

 アクセス解析初めて見たけど、ほとんど宣伝も何もしないでこそこそ書いてるのにアクセス結構あるのなー。。。ということで一応仁義切っときます。

 twitterからのアクセスで昔からの友達が何人かだまって見てるかと思うと穴に入りたいよおいら。まあ俺の風呂好きもメタル狂いもみんな知ってるからいいか。

 さて、倒れないように頑張ってみます。さいちぇん。