重金属とJapanese Public Bath的な

へヴィメタルレビューと銭湯めぐりレポ。たまに街歩き感想も書くかも。更新は不定期です。

Once(Nightwish)

 

f:id:minex1103:20141026211425j:plain

 

 重金属音楽アルバムレビューは、フィンランドの誇る女性ヴォーカルオペラメタル、Nightwishのアルバムから5作目のOnceです。

 

 初代ヴォーカリストのターヤ・トゥルネンの在籍時最後のオリジナルアルバム。

 本式の声楽ソプラノ歌手でもあらせられるターヤ・トゥルネン様(もう様づけしちゃう、それ位歌唱力が圧倒的なのです。)の歌唱がもうアレでコレでソレでドレでみたいな(笑)。

 オランダのEpicaのヴォーカル、シモーネ・シモンズもこのアルバムを聴いて本格的に声楽を学びだしたとか、後進の女性ヴォーカルに与えた影響は計り知れません。

 このバンドの魅力は音はシンフォニック・オペラメタルの中ではかなり重く作ってあって、その悪魔みたいに重い音の上にターヤ・トゥルネンの天使の声が乗っかり曲によってはベースのマルコ・ヒエタラとのデュエットがもうすごいアレ!です。

 あ、ちなみに今友人に貸出中なので、アルバムが手元になく、画像はオフィシャルサイトから拝借。


Nightwish - The Official Website

歌詞も英語でのってます。

和訳を読まれる方はこちらの日本ファンサイトにのってます。ってゆーか今すぐブックオ〇かツ〇ヤに行ってアルバム探してこい!って位の勢いですが。

日本ではへヴィメタル=化粧した変態みたいなのがやるうるさいだけの音楽、とか、ヴィジュアル系、とかそういうイメージが強いと思いますが、全然違いますっってば。

欧州ではへヴィメタルがヒットチャートトップ入りなんて当たり前なんです。

Nightwishフィンランド国内だけでこのアルバム、50万枚を売り上げております。

ちなみにフィンランドの総人口は500万人。はい、10人に一人が持っている計算です。

まーアメリカではメタリカメガデス等を除いてへヴィメタルはヲタクの音楽って扱いですがね(苦笑)

 

まあいいや!このアルバムの曲目です。

1. Dark Chest Of Wonders
 2. Wish I Had An Angel
3. Nemo
4. Planet Hell
5. Creek Mary's Blood
6. The Siren
7. Dead Gardens
8. Romanticide
9. Ghost Love Score
10. Kuolema Tekee Taiteilijan
11. Higher Than Hope

 

さて、アルバム全部おすすめなんですが、特にって曲を。

1は今でもライブの1曲目の位置をほぼ固定。シンフォニックメタルの教科書みたいな曲ですねえ。

2はターヤ・トゥルネンとマルコ・ヒエタラのデュエット曲です。天使と悪魔の声の絡み合いをご堪能くださいまし。

3はバラード、ですねえ。ミドルテンポのへヴィメタルという人もいますが、歌詞の内容が完全にバラードです。

9はかなり長尺の曲ですが、オペラ好き、宝塚好きな人なら気に入るかな?メタルに偏見なければ。

 

疲れてきたんで今日はこの辺で。こんな感じで適当にやって行こうと思います。